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小粋な障壁
官能リレー小説 - 同性愛♂

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小粋な障壁 2

しばらくの時が過ぎ、アーザスが肉棒を抜く。
エルトの「あはぁ〜」というアヘ声と一緒にアーザスの太い肉棒が精液にぬらついた姿を見せる。

「エルト、次はお前が俺を貫く番だ。よろしくな、弟よ」
「ああ、兄貴ぃ」

アーザスは、おもむろにエルトを抱き起こした。
立ち合っていた筋肉質な大男が、進行係として次を促す。。

「これで、契りの半分。次は弟エルト殿が兄アーザス殿を貫き、兄弟の契りを完全になされよ」

その言葉は二人には届いていなかった。またしても行為が再開されたからだ。
今度はエルトの方が積極的だった。アーザスを無理矢理に押し倒すとその上に跨がろうとする。
「ちょっと待て、まだ儀式が…」
アーザスは少し冷静になっていたのか躊躇しているようだった。
「おやめ為されエルト殿!肉の誓いを果たし、穴兄弟となるのではなかったのか!」

筋肉質な大男がエルトの後ろから組み付いて一喝する。
それでエルトは我に返った。

「俺は、何を……」
「興奮しすぎですぞ、エルト殿。今度は貴方が弟として兄のアーザス殿を貫く番。さあ、誓いを果たされよ」
「兄貴、すまねえ。いくよ」
「ああ、こい」

アーザスも立ち上がると、今度はエルトに尻を向けて膝をついた。
今度はエルトがアーザスの腰を掴み、尻穴に己の肉棒を文字通り突き刺す。

「ぐあっ!」
「ふっ、はぁっ!ううっ!」

一気に貫いたエルトは、アーザスの痛みにも構わず激しく突いた。

その度にアーザスは喘ぎ声をあげる。
「くぅ……!エルト……いいぞぉ……もっとだ!」
「兄貴ぃ!俺、もう……!」
エルトがそう言うと、アーザスは尻穴をキュッと締め付けた。
それに促されるように、エルトは大量の精液を注ぎ込んだ。
異変が起こったのはその直後だった。
アーザスとエルトの額に、光る紋章が現れた。
「おお!契りは成功だ!!おめでとう!これで君たちは互いの穴を差し出し合い、真の兄弟となったのだ!!」
立ち合っていた筋肉質の男が、喜ばしさを満面に浮かべ祝福の言葉を述べた。
肉の結束によって結ばれた、血縁や結婚よりも固い絆を結ぶ。それがこの儀式なのだ。
「おめでとう!」
「素晴らしい!!!」
「やったな!」
他の男達も口々に祝福する。
「エルト!」
「兄貴!!」
彼らが結合を解き、肩を組む。


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