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洞窟
官能リレー小説 - 同性愛♂

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洞窟 9

少年が何やら詠唱をすると膜に包まれた二人の動きが止まった。深々と結合し、強く抱き合う。
その股間から白く光るなにかが噴射され、膜の中が覆われていった。

洞窟に入り込んだ探索者の五人がこの猥雑な空間に着いたときには全てが終わっていた。
大広間には、大量射精し白目をむいて泡を噴いているミノタウロスが折り重なっている。
そのうち一人はケツを突きだし、精液をどろどろと垂れ流している。明らかに犯された痕跡だった。

「いったい何が行われていたんだ?」
ジェスが言う。
サーチャーのバダイアスは、肛門を犯されたらしきミノタウロスに近寄る。完全に気絶している彼等は全く反応がなかった。
「近寄ったら危ないぞ」
ジェスが警告をする。
「起きないようにまずは薬を嗅がせる、これでしばらくは大丈夫なはずだ」
バダイアスは、尻を突き上げ白目をむいているミノタウロスの顔に小瓶を近づかせる。
ブラジミールの顔の回りに桃色の煙が漂い、我慢汁がぬるりと垂れた。
肛門もヒクヒクとし始めた。やられた時の事を思い出したのだろうか?
「これで安心…だけど他のミノタウロスはどうするかな」
小瓶にはまだ液体があるのだが、よくてミノタウロス五人分だろう。
「どう見ても全員を眠らせる量は無いよね」
アリシアは探索を打ち切りたい雰囲気を全面に出している。雄のミノタウロスの痴態を見せられて、いたたまれなくなったのだろう。
バダイアスが提案をする。
「とりあえずは薬で眠らせきれなかった個体は手足を縄で縛ろう」
ジェスが反論する。
「彼等の手足を縛れる分の縄はないと思うぞ。それにミノタウロスの力なら縄ぐらい切ってしまうのではないか?」

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