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洞窟
官能リレー小説 - 同性愛♂

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洞窟 7

だがそれは白濁とは全く違う感触をしていた。
妙に弾力があり、子種というよりはゼリーかスライムのようだ。彼等の放ったものは濃縮されているとはいえ、ここまで固形化はしないはずだった。
白いゼリーをベルナーユが全身にまとっている、そんな感じがある。
クレストはその違和感に思わず冷静になる。
「なんだこれは…雄汁が固まっている…?」
クレストはすぐに腰を引こうとする。しかし、その弾力のある白い塊は体にぴったりと貼り付いてきてクレストを逃さない。
その奇妙な様子に周囲のミノタウロスも血の気がひいたらしくざわめき始めた。

少年がミノタウロス達にベルナーユの肉体にめがけてぶっかけるように指示をしたのはこのためだったのだ。
ミノタウロス達は言われるがままに触媒にされたベルナーユに材料を大量に浴びせてしまったという事になる。
クレストは悲鳴をあげて逃れようとするが、ペニスや尻に絡み付く白い塊はますます広がって彼を引き寄せていく。
「うおおお!吸い寄せられる!」
「おい!なんだよあれ!」
「何なんだあれは!」
ミノタウロス達が少年に次々に疑問をぶつけ始めた。少年は気絶したブラジミールの腰をしっかり掴んだままに、答える。
「あれは君達のミルクを使って作り上げた器具だよ」
「器具…?」
ミノタウロスの一人が聞き返した。
「まあ、黙って見ててよ。君の仲間で試してやるからね」
「あああ…逃げられない」
そのミノタウロス二頭はついに全身を包まれて見えなくなった。
白いミノタウロス型の塊がもがいているのがなんとなく確認できるだけだ。
ベルナーユらしき塊が始めて動きを見せた。逃げようとするもう一人の腰を無理矢理掴み、そして自らの腰に引き寄せていく。

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