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洞窟
官能リレー小説 - 同性愛♂

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洞窟 6

「ミノタウロスの性欲をかきたてるような卑猥な壁画と何か関係がありそうだ」
バダイアスの言葉にジェスが返す。
「ミノタウロスを興奮させてどうするんだ?」
「おそらくは彼等の性器から分泌されるものに目的があるのかも知れない」
「それにしては準備が周到すぎやしないか?子種だけを欲しているにしては、規模が大きすぎるというか」
ジェスはバダイアスの説明に納得していないようだった。

その引っ掛かりの通り、ただ子種を搾るだけでは無い行為が行われつつあった。
気絶したブラジミール以外のミノタウロスは暴走し、ベルナーユを巡って見苦しい争いをしていた。
一応は相手が死なぬように大幅な手加減はしているのだが筋肉隆々のミノタウロスが戦う様子は奇妙な迫力がある。
大木のような肉棒を揺らしながら相手に様々な技を繰り出していくミノタウロス、それを見た少年は満足げだ。
まるでグラディエーターの戦いを参戦する王様か何かにでもなったかのようだ。

一人のミノタウロスが精液まみれで意識の無いベルナーユの元にたどり着いた。その周囲には膝をついたり座り込んでいるミノタウロスが転がっている。
彼等はもうそのミノタウロスを止める力も残っていない、一族最強の族長が奪われるのを目の前にしながら立ち上がることすらできない。
「入れてえ…!」「やりてえ…!」「交尾してえ…!」
あちらこちらで卑猥な雄叫びがあがる。
触手に何かを注入された彼等は性欲が爆発しそうだ。しかし、先程のベルナーユをめぐる戦いでダメージを負っているので体は殆ど動かない。

しかし、どうにか手を動かすことぐらいはできた。彼等はその場から動かずに一心不乱に自慰を始めた。
それらに囲まれる形で勝者であるミノタウロスのクレストがベルナーユを抱き寄せた。ベルナーユは同族の雄汁で白くなっていたが、クレストは全く気にせずに体を合わせた。
ぐちゅ…
仲間全員分の白濁が体にまとわりつく。

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