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射精するだけの簡単なお仕事
官能リレー小説 - ショタ

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射精するだけの簡単なお仕事 1

天使に悪魔、エルフに獣人、魚人そして人間。
人型でも同じくらいの大きさの者でもこれだけ居り、さらに大きい者、小さい者を含めれば正に多種多様。

これで人間が「選ばれた優れた種である」と本気で信じる者は少ないだろう。

魔法があるこの世界において天使や悪魔、エルフに勝てるはずもなく、獣人や魚人のように鋭き牙や爪もなく、翼で空を飛ぶことも水の中を自由に泳ぐこともできない。


ではなぜこのような言葉が出てくるのか?

それはこの世界の人間が"性において中立なため"である。

簡単に言えば人間は他の人型の種と子をなすことができるのである。
言い換えればそれしか人間には特徴がない。

そしてそれは他種族から見下されることに繋がり、搾取の対象になっていた。




遊楽街にある一軒の店

その店の売りは精通をむかえたばかりの人間の少年たちによる性的なサービス。


天使に悪魔、エルフは魔法を取得出来る……だがそれは精神力を削り狂わせてしまう、特に思春期に該当する年齢で出産経験が無いうちは“マジックハイ(=魔力酔い)”と呼ばれる暴走状態になる事も屡々(しばしば)……生命力の枯渇で子孫を残す本能が強くなるが、これらの種族は恋愛でも事細かい仕来りがあり親若しくは一族の長の許可を得ずに性行為に及ぶと追放も止む無しと言うのも普通である。魔法で抑え込むと後々になって子孫が残せない状態になり数百年前には半数の種族が消えた……だがそれを打開したのは人間の精液だ、エルフ族の少女らの慢性的なマジックハイを解消した事が知られると瞬く間に他の種族にも広がった。

獣人や魚人に置いては極端な雌雄の割合である、一夫多妻か多夫一妻と違いがあるが溢れる雌個体が出てくる……愛に飢えたと言うよりは子育て本能や支配本能に押し切られて少年を捕まえては事に及んだ、これが純血種よりも生命力があり知性も高い混血が優れている事が発見された。そして現在“種樽少年”と言う精通を迎えた幼子を揃えた店が各地にある。


「女将!キープしている奴の生!!!!」
エルフ族シンファの声にドワーフ族のバラデは剛腕でジョッキと全裸の男児をテーブルに置く。今日もゴブリン退治で盛大に広域破壊魔術を連発、魔力酔いになりかけているのだ。生とはその場で絞って呑む事でありキープとは文字通り自分の金で買った男児の事で酒場のキープボトルと同じだ。
「はいよ〜」
男児には口に両手足に枷が嵌められ肉棒には艶魔術の札が貼り付けられている、これにより射精はシンファが必要になる。
普段は店の奥にある“貯蔵庫”にて放し飼いにしており、衣類は着てない。排尿は出来るが肉棒に貼られた札は精力をチャージし男児による自慰からの刺激を遮断する。札は魔力により皮膚と同化し人間では剥がせないのだ……シンファは札に画がれている紋様のインクに自分の愛液が含んでいるので扱える訳だ。
「はぁ、はぁ……う〜ん程良く熟成しているぅうう!」
肉棒から出る匂いにシンファは喜び男児は涙目になるが彼女はお構いなしだ、冒険者組合からの依頼内容が全く異なり、エルフ族の自分一人で飢えたゴブリンの集団を相手する事になり、最終的にはダンジョン丸ごと潰した……これが領主様とトラブルになり漸く納得してもらえた。ゴブリンは遥か昔にある人間が艶魔法を無理やり使い魔力により理性を失い、犯す為に肉体が変化……そして人間の雌を使って繁殖した伝承がある。これも人間種が低く見られる要因だ……

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