PiPi's World 投稿小説

原始時代の王
官能リレー小説 - ショタ

の最初へ
 -1
 1
の最後へ

原始時代の王 1

未来の人物が過去にやってきて支配者になる。
文字にすればとても短いが実際に実行するとなると少なくない時間がかかった。



「基盤は整ったか・・・」
「・・・予想より時間がかかった」
「仕方ない、ここは確かに私たちにとっては過去の世界ではあるが昔過ぎてデータが少なすぎる。いくらシミュレーションしても元となるデータが少なければこうもなる」

過去にやって来た男女はこれまでの苦労に思いをはせながらこれからの事に胸を高鳴らせていく。

「まずは単純にマンパワーを増やす。」
「元気な小猿さんはいっぱいだもの存分に楽しませてもらうわ」
「ああ、もともとそういう約束だからな」

そう言って手を振ると女はとびっきりの笑顔を見せ、男に抱き着き小さな口づけを残して去って行った。

自分たちが拠点にしているのはとある山の麓、開けた草原地帯を開拓し小さな集落を形作っている。

山の幸は豊富であり川と湖も近く水には困らない。
そして彼女が譲れなかったのがこの温泉である。
だが温泉を探すのは簡単である。なぜなら知っているからだ。この場所に温泉が湧くのは。

過去に来る際に心配なのは凶暴な獣と病気である。
だが獣の方はある程度どうとでもなる。
危険なのはやはり病である。
原始時代までさかのぼるとその時代に猛威を振るっている病の特効薬なと無いに等しいのだ。
原因となるウイルスや病原菌、病原菌を運んでくるキャリーになる動物も予想を付ける事も難しい。なぜなら自分たちがいた時代ではここにいる生物たちは自然淘汰で絶滅していたり、交配が進んで別の種になっていたりするのである。
だから病気の予防としても身綺麗にできる温泉の存在は大きいのである。
リンは麓の村から歩いて十分ほどにある温泉に来ていた。
この時代に給水施設があるわけ無く、熱すぎる源泉のお湯は川か湖の水を引いて来て冷ます必要があった。
源泉の場所や地形、投入できる人員の数を綿密に計算して湖から水を引くことになった。
だからここは源泉と湖との中間地点に作られた人工の温泉地。そして混浴である。
すでに先客が居て、ある女性は生まれたばかりの赤子を腕に抱いていたり兄弟だろうよく似た幼い少年たちは温泉のふちで遊んでいた。
その兄弟たちは私が来た途端ぴたりと遊ぶのをやめて温泉に入る私をじっと見つめだした。
中に入っていた女性もそそくさと出て行こうとする。それを咎めることはせず私は女性の腕の中の赤子を撫でた後悠々と温泉に浸かる。

自分はこの村を支配しているボスの女として皆に認識されている。
つまり女のヒエラルキーのトップである。
私に指図できるものは少ない。しかし逆に私が命令できることは結構ある。
たとえば私の体を見ながらオナニーをしている少年たちを呼んでそのペニスを咥えても誰も文句を言わない。

ヒエラルキーの底辺である少年が私を襲うことはない。そんなことをすれば少年より立場が上の男が全員敵に回り彼を守る味方は誰もいなくなるだろう。最悪は村からの追放である。
追放されればこの時代死しかない。


今私が咥えている二つのペニス。この二つにいくら刺激を与えても精子は出ない。目の前の二人はまだ幼過ぎて精通を迎えていないからだ。
しかしこの子たちはペニスを弄る自慰の仕方を知っているし、今自分にされている行為の意味も知っている。
それだけこの時代が危険が多いかを示している。
狩猟がメインの原始時代において狩りに絶対はない。
狩りの失敗による食料不足による死、狩ると決めた動物の反撃にあい怪我による死。またこの時代整備された道などは無い。そのため移動するのにもリスクがあり事故死も多い。

だから子孫を残す方法は親から子または兄弟から教わる。

SNSでこの小説を紹介

ショタの他のリレー小説

こちらから小説を探す