PiPi's World 投稿小説

奴隷商の教育係
官能リレー小説 - ショタ

の最初へ
 -1
 1
の最後へ

奴隷商の教育係 1

わしの名前はヘゼネ。国の首都にある奴隷商で働いているもんだ。

奴隷制度はわが国だけでなく他国もまだ行っている。人も資源の一つとして無暗に潰すことはしないのだ。
今日も奴隷を運ぶ荷馬車が届く。
届いた奴隷たちを男女、そして大人と子供の4つのグループに分けてわしは男のガキの世話。
わしが面倒を見るのは3人で、奴隷の資料に目を通すと7歳と11歳と14歳と書かれていた。

まずは7歳のマルク、こいつは性奴教育のみ。10歳以下の男は慰み者ぐらいしか役に立たないからな。

次に11歳のイーラム、こいつは性奴と労働奴隷の教育。労働奴隷として使えるように鍛える傍らご褒美と称して徹底的な性教育を施していく。

最後の14歳、ガレットは体は出来ているのですぐにでも労働奴隷として売りに出せるが価値を増やすために性奴教育と戦闘奴隷の教育を施すか。戦闘奴隷は15歳以上でないといけないため戦闘奴隷として今すぐには売れないがあと1年程度だ。教育を施す分には問題ないだろう。

さて、ひとまずの方針は決まった。
あとはそれを実行するだけだ。
わしは若手の従業員を呼び三人の着ている服をすべてはぎ取らせた。

三人は素っ裸にむかれて恥ずかしそうに前を隠している。
マルクはイーラムとガレットの後ろに隠れて震えていた。

そんなマルクをむりやり二人の前に引っ張り出し四つん這いの状態にさせる。

「エラ、おめーがこいつに鞭をくれてやれ」
「は、はい!」

エラは今年入った見習いでまだ鞭もまともに振れないがどの世界も経験が一番よ。
「5発いけ」
「はい」
そう言って振られたエラの鞭はベチィーーと音を響かせた。
「ぎゃぁぁぁ」
マルクが悲鳴を上げるがあれは痛い。下手くそ過ぎて今後の教育に差しさわりが出来かねんな。

「エラ、この下手くそめ!貸せ!」
そう言ってエラの手から鞭を分捕りマルクのかわいらしい尻に鞭の先端を合わす。
「よく見ていろ。こうしてまずは場所を合わす。そして鞭を振るのに力はいらん!素早く振ることで鞭がしなって、こうなるんじゃ」

マルクの尻にわしが振るった鞭が吸い込まれて行きパンっと乾いた音が鳴る。
だが違いは一目瞭然でエラが打った場所は痕は付いておらず、わしが打った場所はすぐさま腫れて赤くなっていく。
「すごいです」
「まっ、わしもお前と同じ頃はよくじーさんから怒鳴られていたからのぉ……」
祖父は“伝説の奴隷商人”として名が知れており幾多の傑作を編み出し各国王家や貴族からの依頼が絶える事も無く時には所有を巡って外交問題すらなった事もある。反して父は作品はパッとしなかったが巧みな運営で規模を徐々に広げ、奴隷商同士で潰しあいにならないように組合を立ち上げた……情報の共有に奴隷産地でのルールやら、また奴隷の交配記録を付ける事で“養殖”でも品質が良くなるにした。故に近代奴隷制度の父とも持ちあげられているが……。
「赤くなるのに三年とも言われているが……少々鞭が癖が強いかもしれんな、番頭に後で拵えるようにいっておくか」
何時になっても新人の教育は苦労する……奴隷商とは最低な職業でエラも元々は貴族子弟で祖父の代からの付き合いだ、没落の末にここに流れ着いた。普通なら奴隷一直線だが人情もあって育てる事にしたのである。

溜息を吐いて横に目をやるとそれぞれ従業員によってイーラムとガレットも四つん這いになるように押さえつけられてこちらは10発ずつ鞭で打たれて尻を赤くしていた。

「お前ら、これが毎朝お前たちに行う調教の一つだ。自分が奴隷だと判らせる為の尻たたきだ。覚えておけ」

ラルフがいやいやと顔を横に振るがそんなガキは数え切れないほど相手をしてきた。ほだやかされたりするかよ。

わしは指示を出し、イーラムとガレットを別々の場所へ連れていくように手を振った。
わしの手振りで言葉もなく作業に移っていく。
ガレットが暴れたがニッドの奴が腹に蹴りを入れて吹っ飛ばされたガレットの首をアンヘルが極めて気を失ったガレットをニッドが肩に担いで運んでいった。
イーラムはそれを見て抵抗する気が失せたのか素直にアンヘルの後をついていった。

わしはエラを共にラルフを連れていく。
 そこは10歳以下の子供たちを教育する場所。
 すでにそこではラルフ以外の子たちが教育を受けていた。

「あん、あ、あ、あ、あ」
「ふっ、ふっ、ふぅ」

 先ほど鞭を打たれたラルフたちのように四つん這いになっている女の子たち。その可愛らしいお尻に棒が乱暴に出し入れされ、顔を赤くしながら声を出して悶えていた。
 こちらに気づいた人たちが軽く会釈するけど手を止めることなく女の子たちを責めていた。

 目線を変えると部屋の壁沿いに高さ1mほどの太い柱が等間隔に立てられ、そこに男女関係なく縛り付けられその子の陰部を舐める子供たちの姿。

 そこに一人の男が近づいてきた。
「ヘゼネ爺、その子がそうですか?」
「ああ、そうだ」
「仕入れ担当から情報が来て、準備は出来てます」
「上出来だ」

 情報が来ていると言っても、わしたちが最初の鞭を打ってここに移動するまでの短い時間だけだ。
 ここに何人来るのかその子の教育に使う道具の準備等、こういう何気ない段取りは新人のエラには無理だ。
 実際エラは目を見開いて驚いている。

SNSでこの小説を紹介

ショタの他のリレー小説

こちらから小説を探す