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ショタなペット【第一部】
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第一部】 2

「んん……」
(え?ここは?)
和己は辺りを見回した。全く明かりのない暗闇が彼を支配している。
(えっと…僕は確か…)
何が起きているのか理解できていない状況の中で、まず自分の記憶をたどった。
(家を出て…普通に登校した…え?学校には着いたっけ…?)
その辺りまでしか思い出せない。
ガチャ
「!!」
冷たい金属音が響いた。どうやら後ろ手に手錠か何かで拘束されているようだ。
和己は状況を確認した。両足も脛と大腿部が何かで縛られており、腰と首にも何かが巻きついている。呼吸に支障はないが、前に出ようとすれば首が絞まる。
手首と大腿、脛、腰、首は後ろの何かに縛り付けられているようで殆ど身動きが取れない。
「ん〜!お〜!」
口には何かを咥えさせられていて言葉を発することが出来ない。
(僕…どうなっちゃうんだろう……)
何も出来ない中で恐怖だけが彼を支配した。
それからどれくらい経っただろう、
ガチャ ギギィ……
和己の視界の左上から光が差し込んだ。重そうな扉の音と共に制服姿の女子校生が入ってきた。
「あふへヘふははい」
和己は「助けてください」と言うつもりだったが、口に何かを咥えさせられており、まともな言葉にならなかった。
「ふふふ。坊や、お姉さん達がイイ事してあげるね。」
セミロングの茶髪の髪をした少女が言う。彼女が冒頭で紹介したリーダーの絵美である。
「大きい声出してもダメよ。戸を締めちゃったら外に音は出ないから。」
絵美はそう言うと明かりをつけた。
「!!!」
和己は目を見開いた。目の前には鞭やロウソク、訳の分からない器具、ビンに入れられた液体などが目に入ってきた。壁は一面レンガのようなつくりで窓は無かった。その中央にある金属の柱に彼は縛り付けられていたのだ。
「状況、理解した?」
黒髪を肩で切りそろえた少女、美帆が言う。
「……んう?」
「ボールギャグは取ってあげなきゃ分んないわよね。」
ショートカットに眼鏡をかけた亜衣がそう言い、和己の口を解放した。
「……で分った?」
美帆が再び質問を投げつけた。
「……なんで…こんな事を…」
「イエスかノーか!」
「ひぃっ!…ノーです……」
「分ってないのね。」
「はい……」
「じゃ、絵美さん説明してあげて。」

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