それでも彼女を愛し続けること 34
好きではなく愛してると皐月は言った。
そして、俺に立つように促すと・・・
俺の竿を舐め始めた。
皐月は器用に舌を使い舐め、先端を咥えてしゃぶってくる。
その舌使い、口使いはびっくりする程上手い。
ちなみはどちらかと言うと下手だから勝負にならないとは言え、熟した七菜子さんや、風俗で鍛えた心さんより上手いかもしれない。
びっくりするぐらいのフェラは、皐月を孕ませた男達に仕込まれたのだろう。
「皐月・・・上手いよ・・・」
頭を撫でてやると嬉しそうに鼻を鳴らす。
小さい時に俺に頭を撫でられて嬉しそうにまとわりついてきたあの頃を思い出して涙が出そうになった。
「くっ、出そうだっ!」
そう言って腰を引こうとすると、皐月は俺の尻を両手で抑えながら吸い込むような動きをする。
それに耐えきれず、俺は口の中で欲望を爆発させた。
皐月はくぐもった呻きを出しながらも全て受け止める。
喉がこくこくと動き、俺のものを飲んでいるのが見えた。
妹に精液を飲ませると言う行為に、俺は身を震わせる程の快感を感じていた。
更に皐月は残りも吸い取ろうとバキュームし、俺の竿の中はカラカラになった。
更に口を離してからも、掃除でもするように綺麗に舐め取っていった。
「お兄ちゃんの・・・凄く美味しかった・・・」
微笑む皐月・・・
居たたまれないような悲しみと、いとおしさが込み上げてきて・・・
俺はしゃがむと皐月を抱きしめたのだ。
そして、二人で身体を洗い・・・
ベッドへと手を繋いで行く。
俺は自然と皐月にキスして、ベッドに寝かせた。
「お兄ちゃん・・・」
俺は皐月の立派に膨らんできた腹を撫でる。
もうこの腹では学校も誤魔化すのは無理だ。
今は休ませているが、いずれ退学となろう。
だが、妊娠した皐月は・・・妹は、実に魅力的だった。
誰の子であろうと、膨らんで命を育む腹がいとおしい。
皐月はちょっと嫌そうだったが、暫くすると俺のするままに身を委ねた。