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Eternal
官能リレー小説 - 純愛

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Eternal 7

朝食を食べ終えると、千佳子さんが後片付けをしてその後準備して出発となる。
千佳子さんの運転する車で海に行く。

千佳子さんは運転中、終始上機嫌だった。
「裕くんと一緒にどこかに遊びに行きたかったの」
笑顔でそう言う。
僕も同じ気持ちだが、面と向かって言うのが恥ずかしかった。

そうしているうちに、海に着いた。

海水浴場の駐車場に車を止める。
「裕くん、先に出ててね」
僕は車を出る。
ズボンの下に海パンを穿いているから、僕は上を脱ぐだけでいい。
千佳子さんはその間、車の中で着替える。

しばらくして
「お待たせ」
ビーチボールを抱えて、千佳子さんがやってきた。
青のビキニ。
その姿が、眩しかった。

すらりと伸びた脚になびく髪の毛、少し恥ずかしそうにこちらを見て微笑む千佳子さんに僕はドキドキした。あの青いビキニの下に隠された乳首を舐め、赤ちゃんの様に吸ったことを忘れている位、ぼくは無性にあのビキニの下を見たくなった。しかし、千佳子さんはそんなことは露知らず、浮き輪とボールを持ち、そしてぼくのてを引っ張り海へと駆けていった。

寄せては返す波に戯れ、ビーチボールを投げたり打ったり、しばらくの間、僕は千佳子さんと一緒に海を楽しんだ。
まるで少女のように楽しそうに、笑顔で遊んだり、砂浜を駆ける千賀子さん。
その姿が、僕には眩しかった。
…千佳子さんが、はしゃぐたびに揺れ動く豊かな胸に、何度となく興奮してしまったのは…

「いっぱい遊んだね。楽しかったよ」
日陰にビニールシートを敷いて、千佳子さんと一緒にそこに寝転がる。

「裕くんは、楽しかった?」
「うん、とっても」
僕が言うと、千佳子さんはニコリと微笑んで、頭を優しく撫でてくれた。

―夏の太陽が眩しく照りつけ、雲は忙しなく空を動き回る。
「千佳子さん…」
ふと隣を見ると、千佳子さんはすぅ、すぅ、と寝息を立てていた。
その寝顔は、とても可愛らしかった。

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