部屋と部屋 1
1つの部屋に、8人の男達がいた。
皆、筋肉質で引き締まった体をしており、とても精悍な顔立ちをしている。精子の貯蔵庫も相当なものに違いない。
その証拠を、俺はこれから目撃することになるだろう。
「はーっ、はーっ、はっ…ん゛っ…」
「ぐ…お゛ぉっ…!」
「ふっ…んふぅっ…!」
俺と男達がいるのは、全てがガラス張りの薄暗い一室。ガラス張りであるが開閉出来る窓はなく、扉も閉まっている。その部屋には今、汗と精の匂いが染みついていた。
やがて彼等は獣へと変わる。俺の視線の中、彼等はペニスを一心不乱に扱き始めた。
「はぁっ…はぁっ……ん゛っ…!」
「ぐっ!お゛ぉっ!」
彼等の自慰のスピードが上がっていく。
その乱雑な手の動きを見るだけで、彼らがどれだけ激しい性欲を抱いているのかがわかる。
そして彼等のペニスが限界まで膨れ上がった、次の瞬間。
「お゛っ!? お゛っ! お゛ぉぉぉぉぉっ!」
「ひぐっ!? あ゛ひっ!あ゛ぁぁぁぁぁああっっっ!?」
部屋に響き渡る男達の悲鳴と、尻から響くヌポヌポという音。そして、部屋全体に充満する淫臭…。
彼等の肛門に紫色のモノが潜り込んでいた。