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フラれた者同士
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フラれた者同士 6

料理はどれも美味しそう。
しかもいいものを使っているのは僕にでも分かる。

「凄い・・・こんな豪華なんだ・・・」
「喜んでくれるのなら、奢り甲斐があるわ」

感心しきりの僕を見ながら梨紗さんは嬉しそうにする。
僕は自分でお金を出してないので申し訳なさもあるけど、梨紗さんの喜ぶ顔を見ていると罪悪感は薄れるものがあった。

「こうやってご馳走するの大好きだけど・・・アイツと付き合ってた頃は全くできなかったからねぇ・・・智樹くんにこうやってできて幸福感があるわ」
「彼の方が高収入だったのですか?」
「どうかな?・・・詳しくは知らないけど、彼も経営者だし、会社規模的にも収入はそこまで変わらないと思うわ」

そっか、あのイケメンも経営者だったのか・・・
僕より遥かにハイスペックな人に幼馴染みを取られたのなら仕方ないのかもしれない。
と言うか、その代わりに梨紗さんとこうなったのだから、もしかすると僕は相当幸運なのかもしれないと今思ったのだ。

豪華な料理を食べたのあと、僕たちは浴衣に着替えて混浴の温泉に行く。
「浴衣の着方ってこれでいいんですか?あまり着たことなくて。」
「こうやってきるのよ。」
梨沙さんは優しく僕に浴衣を着せてくれた。
今更だけと、いちいち手つきがいやらしく、しかもいい匂いで頭がくらくらする。
それだけでなく、部屋に専用の露天風呂まで付いているのにわざわざ外に行くって、あえて見せたいのかと思って興奮してしまう。
梨紗さんは自分の爆乳やスタイルに自信を持っているみたいだし、性癖的にも俗に言う痴女的なものを感じる。
でも、そんな梨紗さんに興奮している僕も人の事を言えるものじゃない。

「誰かに見られない・・・ですかね?」
「いいじゃない、見せつけてあげれば」

やっぱり痴女なのかもしれない。
僕が梨紗さんの裸をじっくり見ても嬉しそうだったし、見られるのが興奮するタイプなんだろう。
でも、そんな梨紗さんが嫌いかと言えば・・・
むしろ大好きかもしれない。

お風呂に着くと、幸い誰もいなかった。
それにホッとする僕。
それに対して梨紗さんは気にする風も無く裸になる。
やっぱり凄いおっぱいに目が釘付けになるけど、僕のそんな視線にも梨紗さんは嬉しそうだった。

「さあ、入りましょ!」
「は、はいっ」

梨紗さんに手を引かれて露天風呂の前に行く。
川の側の露天風呂はロケーションが最高だった。

「り、梨沙さん、また」
湯船の中で梨沙さんに抱きかかえながらチンチンを触られてる。
「ずっと我慢してたのよね?私に甘えたくて。」
「はい。」
梨沙さんは自分の乳首を僕の口に押し付けた。
「誰かに見られたら。」
「湯煙で何をやってるかなんてわからないわ。この時間入ってくる人はほとんどいないのよ。」
そんな風に言って笑い飛ばす梨紗さん。
多分来ないとかそう言う確信がある訳でなく、見られても平気なんだろう。
むしろ見せつけたい願望のある痴女と言うのが正解かもしれない。
でも、僕はそんな梨紗さんに興奮している。

それだけじゃなく、膝の上に乗せられ、おっぱいに包まれて抱きしめられると強烈に甘えたくなってしまう。
何て言うか、幼馴染みと付き合ってた頃は僕がしっかりしなきゃとか僕が引っ張らなくちゃとかで凄いプレッシャーだった気がする。
大好きだったから耐えれたけど、辛いと思う事も多かった。
そんな幼馴染みと比べると、梨紗さんとの関係にストレスは無い。
むしろ甘える事がこんなにも幸せなのかとビックリするぐらいだった。

僕は梨紗さんのおっぱいに吸い付く。
口の中にミルクの味が広がっていく。

「ああ・・・幸せ・・・もっと甘えてぇ」

梨紗さんも僕に甘えられる事が嬉しいみたいだ。

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