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彼と彼女の成長記
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彼と彼女の成長記 2

身体はどんどん女になっているってのに中身は男の悪ガキなのは相変わらずで、いつも俺の方がドキドキさせられる。

「ほーら、なんかいっぱいあったぞー」
「いや、持ってこなくていいから!」
嬉々としてエロ本をこちらに持ってくる曜。

「なんだよ、傑、去年の夏休みは尊や雄二と一緒になって喜んで見てたじゃねーか」

それは完全な誤解だ。
あれは3人で遊んでた所を尊と雄二がエロ本を見つけて騒いでた所を曜がたまたま通り掛かって、それを手に曜をからかった2人が思い切り蹴られただけだ。
俺はその時何もしてないし、蹴って満足した曜に拉致されてアイス買わされたのだ。

「俺はあそこに居ただけだぞ・・・それは去年も言ったけどな」
「そーだったかな・・・まあいいや」

そんな事言いながら曜は俺と背中合わせに座ってパラパラと読み始める。
背中に曜の重みが乗るのだが、俺より大きいだけに結構重みがある。

「重いぞ!」
「いいじゃん、いいじゃん」

楽しそうにそう言いながら、たまにおーっと声を出す曜。
最初はそんな声が出ていたが、だんだんと曜の声がしなくなり・・・
背中の重みが無くなってきた。
少し前に身体をずらしても曜が倒れ込んでくる事は無い。
俺が振り返ると、曜は前屈みになって読んでいたのだ。

その様子が気になって、俺は覗き込んでみた。
曜が息を飲むように読んでいるページは・・・
ショートカットの女の子が屈強な男達に輪姦されている漫画のページだった。

漫画の女の子は活発な日焼けしたスク水姿で、彼女を犯しているのは水泳部の顧問か先輩という設定、だった気がする。
曜もスイミングスクールに通っていて泳ぐのが得意。
そのページは、まるで曜がそんな事をされているような感じがして…ちらっと見ただけの俺もゴクリと唾を飲み込んでしまった。

「な、なんだよ」
「いや、なんか食い入るように見てるからさ」

そんな会話の後が続かず・・・
沈黙が訪れる。

そして、先に口を開いたのは・・・
曜だった。

「男のアレって・・・こんなにデカいのか・・・」
「お・・・大人だからな・・・」

漫画なのもあるだろうけど、みんなデカく書かれている。
そのせいか、思わず自分のモノと比べて言ってしまった事に若干焦ってしまった。

「なあ・・・じゃ・・・じゃあさ・・・」
「な・・・何だよ?・・・」

珍しく歯切れの悪い曜。
そして俺も・・・

「傑のを見ていいか?・・・オレのも見せるからさ」

曜の言葉に驚きで時が止まる気がしたのだった。



そして・・・
川べりの小屋。
近くの農家の倉庫みたいなものだが、普段人の出入りが無いから秘密基地的な存在になってる。
入り口は鍵がかかっているが、窓をちょっと細工してやると開けれる。
俺と曜はその窓から中に入ると服を全部脱いだ。


曜の裸体の印象は、先に大人になってると言う感じだった。
胸の膨らみもそうだが、股間に陰毛が生えてきている。
背も俺より随分高いから、年上感があった。

背丈は曜の母親とそんなに変わらないぐらいかもしれない。
だから余計に自分が子供じみてるような気がした。

その曜の視線が俺の股間に向いている。
曜が先に大人になったのであって俺は普通だと言いたいものの、俺の股間には陰毛すら無い。
そしてあの漫画のような肉棒ではなく、ビンビンに勃起していても小さなモノ・・・
それを曜が触った。

「うっ・・・」

思わず声が漏れる。
変な感触だ。
曜が俺のモノを握って動かす。

「痛いっ?!」
「あっ?!・・・ご、ごめん!」

無理矢理剥こうとされて痛くて腰が引けてしまう。
大人と違って俺のは剥けない。

それでも曜はまた手を伸ばすが、今度は人差し指と親指で摘むように持つ。
小さいから仕方ないけど、若干屈辱的な持たれ方だった。

「硬いんだな・・・」

俺の前でしゃがんで肉棒をマジマジと見る曜。
何だか見られると恥ずかしさが込み上げてくる。
そのまま今度は皮を剥かないように曜が肉棒を指でしごく。
今度は気持ち良くて腰が引けてしまった。

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