幻影 43
「10代って…もう何年前の話なんだよ」
「豊くんってちょっとおじさんよね〜」
「おい…」
同年代からお母さん呼ばわりされるお前には言われたくないな。
「あっ、それは…」
ギュ、と優佳里の双丘で密着された僕のソレは、ドピュ、と発射しかけてしまった。
うっ;…
尻肉にギュッと力を込めて、辛うじてそれを食い止めたけれど、透明な先走りの中に僅かな白濁の液が混じる…
それが優佳里の白色の乳房の谷間に流れ、こんなにも早くにイきそうになってしまった自分が何とも情けない;…
「うふぅ…我慢しないでいいのに…」
甘い声で囁く優佳里は、背を曲げ、その尿道口に舌を立ててきた…
先端から我慢できずにチロチロと余韻が流れ出てしまう。
優佳里はそこに舌を這わせ舐め取っていく。
「もっと味わいたいな…」
「それは別の場所でしたいけどね」
僕は優佳里の頭を撫で、ベッドに行こうと促した。
このままイかせて貰うのも悪くは無いのだけど、それではあまりにも一方通行で、男としての満足度は無いからな…
でも本当のことをいうと…イッちゃった後に勃たなかったらどうしよう?…という不安もあった;…
こんなにも気持ちいいと…空っぽになるまで出ちゃいそうだからな;…
「ふふ、仕方ないわね」
優佳里はふっと笑った。
その言葉に安ど感を覚え僕は優佳里を抱きしめながらその場を立つ。
ベッドのある部屋までたどり着くと僕は優佳里を押し倒し、上から覆いかぶさり濃厚なキスを浴びせる。
優佳里もそれに必死で応えながら腕を背中に回す。