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強制結婚制度  第U章
官能リレー小説 - その他

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強制結婚制度  第U章 39

前例が無いわけではないが、妻帯者に再び、制度が適用されるケースは少なく、このケースの場合、強制ではなく、要請であり、妻帯者側は拒否する事も可能である。しかし、要請を受ければ、生活費や育児費等の支援金が支給され、一部、税金や保険等の負担金も軽くなるというメリットもある。
「私は、結婚してもいいと思う」
「みこも、賛成だよ」
琴音と美琴は、二人そろって同意を示した。
「……と言う事でして、後は音無君の返事次第です。もちろん即答とは言いません。よく話しあって、一週間以内に返事をいただければ…遅くなりましたので、今日はこのくらいにしますか…何か聞きたい事があればいつでも連絡して下さい…よい返事をお待ちしています。」 担当官からの説明が終わり、響也達は帰宅する事となった。
「……琴音、美琴に頼みがあるんだけど…」2人を見ながら、俺は今回の件に対する自分のの考えを切り出した。2人はこちらをみつめる。
「…一度、天満ちゃんをウチに連れて来てくれないか?別に支援とか受けたいワケじゃないけど、2人が賛成なら断る理由はないし……でも決定権は俺らにあるから…だから、天満ちゃんにウチを見てもらい、俺らとの結婚を受け入れられるか見てほしくて…」
「わかった。明日聞いてみるね」

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