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サムライ・ブレイド
官能リレー小説 - その他

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サムライ・ブレイド 6

「そうして頂ければ、私と麻衣がいつでもご奉仕しますわ・・・それに良明も・・・」
静香がそう言うと、良明が胸元をガバッと開く。
サラシを巻かれた胸元は、そうと分かるぐらい膨らんでいる。
「女の子・・・なの?・・・」
「はい、我が藩も男子の世継ぎ無く・・・」
どうやら良明の設定は男装の麗人らしい。
色んな意味で美味しい立場なのは真人も理解した。


「上様」
「は、はい!!?」
突然、良明から呼ばれた事にビックリし情けない声を上げてしまった俺に彼(最早彼女)はクスクスと愉快な笑みを浮かべサラシを解き、視線を合わせてきた。
畳に胡坐で座っている俺には、サラシを解いたことにより麻衣以上の爆乳の谷間を見せつけるような姿勢で座られているのですでに俺の息子がハイテンションになっている。
「うふふ♪そう、硬くならなくでください。上様、僕の初めてを・・・その、貰って欲しいんだ」
「・・・!!」(まさかの僕っ娘!!?しかもデレだと!!?)
胸を下から抱き寄せるように自身の体を抱きしめて顔を赤くしながら此方を見つめてくる彼女の姿に、俺の背後に見えない雷が轟いた。

「ふふ♪まさか良明がご主人様とは言え、一目会った殿方にそんな事を言うなんて♪では、私は後ほど・・・ご主人様、ごゆるりと・・・良明?粗相のない様にね?」
「ちょ!!?」
「・・・」コクリ。

良明のうなずきに意味ありげな笑みを浮かべて静香と麻衣は部屋を後にし、後には俺と良明だけが残された。
それの意味するところは俺にもわかる。
『どうぞ良明もご主人様の女としてかわいがってください』ってことだ!
今まではゲームと現実がごっちゃになって流されるままに動いてきたが、さすがにそれももう限界だ。
い、いいのか?俺がこんなかわいい・・・ツンデレ属性のボクっ娘をいただいちゃっても?
緊張と興奮でゴクリと生唾を飲む俺の前には、麻衣以上の爆乳をさらす良明。
その乳房はサラシに詰め込まれていたとは思えない、圧倒的な存在感とやわらかさを主張していて。
早く食べてと言わんばかりに震えていた。
なかなか動けないでいる俺の動揺が伝わったのだろう。
男装の麗人はおもむろに立ち上がると、顔を真っ赤にして自らの着物の帯に手をかけた。
しゅるりと音がして、腰に佩いていた刀と一緒に着物と袴が畳に落ちる。
そこに現れたのは・・・

「ふ、フンドシ姿の爆乳ツンデレボクっ娘!?」

そう思わず叫んでしまうほどの美少女がそこにいた。
とゆーか、この娘はその体にいったいどれだけ設定を詰め込んでいるのだろうか?
詰め込みすぎで俺を悶死させるつもりなのか?
そこに良明がすかさずとどめの一撃を見舞う。

「お、お願いします。どうか僕の初めてを・・・壺割り(処女を奪うこと)を・・・して、ください。
 そ、その・・・今我が藩には跡継ぎとなる男子がいないんだ。
 だ、だから僕や静香様、麻衣様で跡継ぎを・・・上様の子供を作らないと・・・」

恥ずかしがりながら、ぽつぽつと抱いてとお願いしてくるフンドシ姿の爆乳ツンデレボクっ娘。
こんなすごい存在にこんなお願いをされて『No』と言える男がいるだろうか?いやいない!!
俺は自分の心の中で欲望(おもに性欲)が理性の鎖を引きちぎる音を確かに聞いた。
振る舞いは紳士、心はケダモノの状態で、俺は良明に近づき、そのほほに手を添える。
こんなふうに触られたことはないのだろう。
大げさなくらいビクリと身体をすくめる良明に、俺は表向き優しく答えてやった。

「いいだろう。おまえの処女は俺がもらってやる。
 おまえのほしがる跡取りもくれてやる。だから、約束しろ」
「な、何を・・・?」
「これからおまえは俺のモンになれ。俺の言うことは何でも聞き、俺が望んだらすぐさま服を脱いで俺に奉仕するんだ。
 それさえ約束できればいくらでも跡取りを産ませてやる。
 おまえの腹が空くヒマがないくらいに、な・・・?」

その言葉に良明は背筋にゾクゾクした感覚を覚えた。
良明は生を受けてからずっとこの国の道具として生きてきた。
国を守るために性をいつわり、武芸を磨き、学問を修めてきた。
そんな自分がお家のため、国のため跡取りを産める。
彼女にとってこれほどうれしいことはなかった。
狂わんばかりの喜びに打ち震える良明の唇に俺の唇が重ねられる。
良明の幸福な時間はこうして幕を開けたのだった。

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