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つめた…い?
官能リレー小説 - その他

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つめた…い? 1

衣 食 住…そしてお金

その他全ての物に不自由しない生活を送っているはずなのに何故か虚しい

私に足りないのは…


『愛情』?





この春から高校に通う事になったわけだが…
なにか物足りない

聞く所によると私の入試結果がTOP成績だった

今までは名前さえ書いていれば満点は当然だったし

まぁそんな事はいい
新しい刺激を求めてこの高校にしたけどまだ一年だというのに回りの子達は机と睨めっこ

少し覗いてみたけどこんな問題は余裕だし、何故悩んでいるかも理解出来ない

これから3年間退屈な日々を送ると考えただけでも憂鬱になる

『刺激が欲しい』

…私は 多嶋 麻緒 
刺激が欲しいからといって、街にくり出すとか、SNSに記事をあげ続けるとか、みんなやるような事はやりたくない

お酒とか、タバコとか、薬物とか、そんなものにも頼りたくない
私は、シャワーを浴びたあとの濡れた身体を、大きな鏡に映しながら考えた

「やっぱり、刺激ときたら、エッチでしょ…」

なんて思いついても、刺激になるエッチって何だろう
よくわからないまま、次の日にノーパンで登校してみた

駅のおトイレの鏡の前で、制服のスカートをめくってみた
「ああ、これっていわゆる『露出』なのね」
おへそのすぐ下の、薄い毛にモヤってるワレメ
こんな場所で見ると、自分の身体なのに実にいやらしい
いっそのこと、スカートもここで脱いでいこうかしら
……まあ、さすがにそれは今日の所はやめとこう



電車に乗る
そこそこ混んでる車内、吊り革を持って立っていると、さりげなく人をかきわけて、私のそばに寄ってくる男がいる
ふん、痴漢だな
どっちだろう、お触り派だろうか、盗撮派だろうか
…お触り派だな
スカートのお尻に、ピッタリ手の甲をつけている
はじめはそうしておいて、騒ぎ立てないとわかったら、手の平で触りはじめた
そろそろ来るな、と思ってたら案の定、スカートの中に手を差し込んできた

手がフリーズした

そりゃそうだわ、感触が濡れてるもんね
ついでに「ブーッ」と屁をこいてやった
「うわーっ!」屁の振動が指先に伝わったのか、まわりがざわめくほど男が声をあげた



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