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犯してMYマザー
官能リレー小説 - その他

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犯してMYマザー 2


その瞬間、箱がピカーッと眩い光を放った。
「うわっ!?」
驚いた僕は箱を取り落としてしまう。
光はすぐに収まった。
床に落ちた拍子に箱が開いたようだ。
僕は開いた箱を恐る恐る拾い上げて見てみる。
「何だ…中身は空っぽか…」
いかにも豪華な外見から、中には宝石でも入っているのだろうかと期待していた僕は少し拍子抜けした。
「あれ?閉まらないなぁ…落ちた衝撃で壊れたか?」
なぜか箱のフタは閉じられない。
僕はとりあえず箱を自分の机の上に置いて、母さんが作っておいてくれた夕食を食べる事にした…。


 ※ ※ ※ ※ ※

その頃…
「か…神様ぁ〜!大変ですぅ〜!一大事ですぅ〜!」
「どうしたというのかね、ルクシエル?そんなに慌てて…」
ここは“天上”と呼ばれる世界。
背中に翼を生やした少女が大慌てで白髭の老人の元へと飛んで来た。
「あ…あのぉ…そのぉ…えっとぉ……怒らないで聞いてくださいね?」
「怒る?ワシが?ほっほっほっ…ワシは滅多な事では怒ったりせんよ。さぁ、言ってごらん…」
老人は穏やかな微笑みを少女に向けて言う。
「じゃあ言いますけどぉ…実は、うっかりして“欲望の箱”を下界に落としちゃいました…テヘペロ☆」
「……」
老人の顔が見る間に悪鬼のように豹変しいく。
そして彼は吼えた。
「…んのクソガキャアアァーッ!!!!己が何したか解っとるんかあぁぁっ!!!?堕天さしたろかあぁぁっ!!!?」
「ヒイイィィィィッ!!!?も…申し訳ございませんでしたあぁぁっ!!!!」
「あれが人間の手に渡ったら一体どうなる事か…草の根分けてでも探し出して回収して来るんじゃ!!!それまで帰って来るなぁ!!!」
「は…はいぃぃっ!!!!」

 ※ ※ ※ ※ ※


「ふぅ…ごちそうさま」
食事を終えた僕は食器を片付けていた。
母さんはまだ帰って来ていない。
「何だろう…何か妙な感じだな…」
食事の間中、僕はずっと奇妙な感覚を感じていた。
何がどう妙なのか…具体的には説明できない。
ただ、全身を取り巻く空気…この部屋を満たす空気が変なのだ。
ねっとりと絡み付いて来るような、イヤらしい淫らな空気だ…。
もちろん空気が実際に絡み付いて来る訳じゃない。
だが、そう形容するのが一番しっくり来る。
「うっ…」
ふと股間に疼きを感じて、視線を下に落とした。
さっき一発ヌいたばかりのムスコが痛いほどビンビンに勃起していた。
「一体どうなってんだよ…?」
原因はこの“空気”のせいだという事はすぐに解った。
いや“淫気”とでも言うべきかも知れない。
ではその淫気は一体どこから…?
「まさか…!」
僕は自分の部屋へと向かった。

「間違い無い…コイツだ」
机の上の箱を前に僕は確信した。
家中に満ちた淫気はこの箱から発生している。
「クソッ…閉まれ!」
箱のフタを閉じようとするが、やはり壊れているのか、どうやっても閉じる事が出来なかった。
と同時に、増々勃起は高まっていく…
Gパンのデニムを痛いほどに盛り上げ、その厚手の布地から先走りの透明な液が染み出してきていた。
「なんなんだよ…この空気はぁ!?」
僕は箱と格闘しながらも、股間に痛みすら感じ、片手でズボン諸共にパンツを下ろす…
バチッ!!
パンツのゴムに引っ掛かった僕の先端はそれに弾かれ、先走りを迸らせながら、勢いよく腹を打った。
その時だった。
「たっだいまぁ〜♪」
玄関の方から物音と母さんの声がした。
帰って来たようだ。
「飛鳥ぁ〜!いるんでしょ〜?焼き鳥買って来たんだけど食べなぁ〜い?」
しかもマズい事に僕の部屋に向かって来る。
…ガチャッ!
「もう!飛鳥ったらぁ…いるんなら返事くらいしなさいよぉ〜!」
「アハハハハ…ご…ごめん、明日しめ切りのレポート書いててさぁ…」
母さんはドアを開けて部屋に入って来たが、間一髪、僕は慌ててズボンを履いて机に座り、あたかもずっと作業していたかのようなフリをして事なきを得た。
「…あら、そうだったの。でもパソコンの電源は入ってないみたいだけど…」
「あ…ああ!昔気質の教授でさぁ…レポートは手書きじゃないと認めない人なんだよねぇ…うん…」
「ふぅ〜ん…ま、良いわ。焼き鳥、冷蔵庫に入れとくから夜食にでもしなさい。私はシャワー浴びて寝るから…フア〜ア…」
「あ…ありがとう、母さん…」

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