不知火家メイド隊 2
「不知火家メイド隊条約第一条、ご主人様の命令は絶対である、ハイ!」
『第一条、ご主人様の命令は絶対である』
「第二条、ご主人様の命令は拒んではならない、ハイ!」
『第二条、ご主人様の命令は拒んではならない』
「第三条、不知火家のメイドたる者、優雅たれ、ハイ!」
『第三条、不知火家のメイドたる者、優雅たれ』
「第四条、不知火家のメイドたる者、肌は常に綺麗に保つべし、ハイ!」
『第四条、不知火家のメイドたる者、肌は常に綺麗に保つべし』
「第五条、ご主人様は自分の命を懸けてでも護るべし、ハイ!」
『ご主人様は自分の命を懸けてでも護るべし』
「第六条、ご主人様の敵は私達の敵である、ハイ」
『第六条、ご主人様の敵は私達の敵である』
「第七条、ご主人様以外の異性に肌を触れられてはならない、ハイ!」
『第七条、ご主人様以外の異性に肌を触れられてはならない』
「第ハ条、ご主人様以外との姦通は絶対厳禁、ハイ!」
『第ハ条、ご主人様以外との姦通は絶対厳禁』
「第九条、ご主人様からの愛(S○Xなど)は喜んで受け入れるべし」
『第九条、ご主人様からの愛は喜んで受け入れるべし』
「第十条、任務失敗者は即処罰、ハイ!」
『第十条、任務失敗者は即処罰』
「第十一条、裏切り者は即抹殺、ハイ!」
『第十一条、裏切り者は即抹殺』
「第十二条、私達のご主人様は、不知火恭介様だけ、ハイ!」
『第十二条、私達のご主人様は、不知火恭介様だけ』
「では最後です。第十三条、御主人様の物は御主人様の物、私達メイドの物は全てご主人様の物、ハイ!」
『御主人様の物は御主人様の物、私達メイドの物は全てご主人様の物』
因みに、このメイド隊条約十三条に更に項目が細かく枝分かれされているが、基本的にはこの十三条である。
更に補足、この条約を犯した物は厳しく罰せられる。罰の内容は恭介が決める事になっている。
閑話休題
「皆さん元気のよい復唱ですね。さて、もうそろそろ5時になりますね。では、今日も一日ご主人様に粗相の無い様お願いします。では、解散!」
それぞれのメイド達が持ち場に戻るのを確認して、自分も仕事に取り掛かった。
「さて、今日も一日頑張りましょう」
自分に言い聞かせる様に声を張り上げて……