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忘れられない気持ち
官能リレー小説 - 女性向け

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忘れられない気持ち 8

『ばか!カレーよりおまえの体のほうが心配だろ!』急に大きな声を出されてびっくりした沙織は怯えたような顔をして俯いてしまった。『ごめんなさい…』小さな声で震えながら夏津に謝る。『謝らなくていいんだよ…。沙織、俺が恐い?』
『恐いかも…。ごめんね。』私の言葉を聞いても夏津は優しく私の足にかかったカレーを綺麗に拭いてくれて冷たいタオルで冷やしてくれている。足をこんな風に触られるのってすごく恥ずかしい。夏津はどう思ってるのかな?こんなこといつもしてるのかな?
『ね、ねぇ夏津!?もういいよ。平気だから。』と言っても夏津はやめようとしない。『おまえ、恥ずかしいの?』なんて平然と答える夏津が憎たらしい〜。『ほんとにもういいってばぁ〜』私はムキになって足を引っ込めようとしたら夏津の手のほうが早くてがっちり掴まれちゃってる。もうどうしたらいいのぉ?
なんて思っていたら夏津が『おまえ髪の毛にもカレーついてるぞ!カレーまみれだな。風呂入るかぁ?』 『えっっ!そんないいよ。平気!平気!』って答えるより早く抱き抱えられてお風呂場に連れていかれた。『おまえのことだから平気って言うと思ったよ。いいから入れよ!』と強引に洋服を脱がされていく。
夏津が恐い。だんだん私の体が震えだす。わかってるのに…。『いやぁ!!やめて!!』沙織はかなりの悲鳴を上げてその場にしゃがみこんだ。夏津の目にも尋常じゃないことがわかる。『俺が恐いのか?それとも別の理由か?』沙織の異常な怯え方が気になり聞いた。

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