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診察
官能リレー小説 - SM

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診察 24

また、サムネイル表示された画像はクリックすると拡大表示され、私のすべてが写しだされていた。
検査結果詳細の欄には、検尿、検便、膣分泌物検査などの結果が記されていたほか、「膣内で細菌繁殖のため性器に異臭が認められる。患者は普段から肛門内にバイブレーターを挿入し自慰行為を行っていたため、肛門内に傷が認められた。」と記されていた。

さらにページの下には「このページの画像は学用患者様のものですので自由に保存、使用することが法律で認められています。」「さらに詳しい情報が必要な方は上記の医療機関までメールでお問い合わせください。」「学用患者様の診察、検査等の見学を希望される方は次回通院予定日の1週間前までに上記の医療機関にお申し込みください。見学は医療関係者以外の方もお申し込みいただけます。」などと書かれており、自分がとんでもないものに登録してしまった事を後悔した。
ページの最後には、「学用患者様へ」というボタンがあった。それをクリックすると、「次回通院予定日の変更は3日前まで変更可能です。変更を希望される場合は当該医療機関までご連絡ください。」
「なお、学用患者様は医療に貢献していただくため、医療費が割引、もしくは無料になっております。そのため、予定日にご来院されない場合はご自宅の電話、もしくはご本人様の携帯電話でご連絡させていただきます。万一お電話に出られない場合はご家族、職場にご連絡させていただき、必要に応じてご家族、職場の方に患者様の情報(患者様の診察、検査記録のページのURL等)を通知する場合がございます。それでもなおご来院いただけない場合は違法行為として届け出、強制的処置をとる場合もございます。」とあった。
もはや逃げることはできない。私にできることはとにかく真面目に診察を受け、知人や職場の同僚に自分が学用患者で、性器や肛門までネット上で合法に公開されているということが知られないようにするということだけだった。「こんなページがあることなど医療関係者しか知らないだろう。真面目に通院してれば誰にも知られることは無いわ。」わたしは自分にそう言い聞かせ、なんとか耐え抜こうと決意した。

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