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官能リレー小説 - SM

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プレゼント 2

「神崎暁奈…ってまさか君1年位前に行方不明になった娘?」
俺はそう言うと彼女はコクンと頷いた。
彼女の誘拐事件は、よくあるパターンだったが、高校の入学式の翌日に突然姿を消し、しかも退学届まで出ていたこと。
更に彼女は遊び癖もない優等生だったからこそ大々的に報道された。
しかし、1週間位経ってから、突然報道されなくなったのである。
それは「私は好きな男と一緒にいるから心配しないで」という彼女からの手紙であった。
そのため、警察も家出人扱いにしたのである。
俺はとりあえず布団をしき、彼女をそこに寝かせる。
この異常でばれたら仕事すら失う状況に戸惑う………そこで、俺は失礼と思いつつも彼女が着ていた制服を上着を調べ始めると身元を証明する学生証もないしサイフ、ケータイも無い……何よりも彼女は酷く怯えている。
「アイツがいる!」
俺はこの状況を打開出来る人物に心当たりがあり名刺入れを取り出した。

翌朝……俺は以前世話になった興信所(つまり、探偵事務所)に連絡し二十分後にかつての後輩で浅草 敬介とその女性助手が来た。
「先輩……いい弁護士紹介しますから…」
「まて!俺はジョークでカキコしただけだ……信じてくれ!」
敬介はこの話を聞いて寝ぼけ眼が一気に何処かへ消えた。
「箱は恐らく海外の家具メーカーで伝票は大手運送会社の物だけど住所も出鱈目と思うわ……プロの仕業ね」
助手は指紋採取を試みたが佐藤の物しか取れなかった。
「つまり、これは何らかの罠だな……」
敬介は言うには恨まれた何者が俺を破滅させようとしたのないかと言うのだ。
「あのなぁ……俺は重要な計画には携わってないし重役の奥さんにも誑しこんではないぞ……」
「いえ……先輩の監督責任がある人物が狙いならありえます」
「課長や部長に……そしたらゴマンといるぞ」
「あの〜〜お二人とも…その本人に聞いてみたらどうです?」
茜が言うと暁奈が起きてキョトンしていた。
「着替えするから出てね」
すると彼女はその場で裸体になり茜が慌てて止める。

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