借金取りの息子(病院編) 2
「こんなに美人なのに独身なんて信じられないな。」
「あっう。あ、あなたには関係ないでしょ。」
レイナの口にキスをしながら背中に腕をまわして抱き寄せる。
「じゃあ。初体験の相手はだれかな?」
「あなたが1人目よ。」
「はは。そうなんだ。それにしても、フトンよりもレイナの体の方があったかいな。」
「いいえ、本当に暖かいのは、あなたのお財布でしょ」
上気した目でにらみつけるレイナ。
「おお、今日はまたいつになく反抗的じゃないか・・・まあ、そんな女を仕付けてやるのがまた、ブッチャケ愉しいんだけどね」
俺は乱暴にレイナを捕まえると、俺の病室に特別に運び込ませた分娩台に無理矢理寝かせてやった。
ブッチャケ俺は、気の強い女を精神的に追い詰めるのが大好きだ。