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悪の女怪人
官能リレー小説 - SM

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悪の女怪人 6

だが時すでに遅し、密集状態にある彼等の股間を何か強大な力が貫いていった。
「くうっ!」
彼等はたった今生成されたばかりの戦うためだけの存在だ。当然、性行為どころか精通すらも経験していない。
そんな彼等が強烈な刺激を受けて耐えられる筈もなかった。一瞬にして彼等のペニスが反応を示してしまったのだ。
そして、次の瞬間には力強く脈打ちながら怒張していく。
ビキィーン!
「うおおおっ!!」
まるで雷に打たれたかの様な衝撃に戦闘員達は驚き戸惑った。
だが、それだけではない。
ドクンッ!! ドクンドクンッドクゥン!!!
鼓動が早くなり身体中が熱くなる。心臓が激しく高鳴り、血液が沸騰するかのように全身を駆け巡る。
性欲を知らぬ戦闘員達は、急激な肉体の変化に雄叫びをあげながらもがく。だが、満員電車のように押し込められた彼等に身動きが出来るスペースなど無かった。
「ああっ、熱い、体が燃えるようだ!」
「一体どうなっているんだよぉ!」
「我慢しろ、この程度の苦しみに屈してたまるか!」
彼等は口々に叫ぶが事態は好転しない。いつしか彼等の股間は誰のものかもわからない大量の我慢汁でドロドロになり、更にそれが潤滑油の様に作用してより一層激しく勃起してしまう。
「うああぁ、駄目だ、何かが出るぅ!」
「俺もだ、止めてくれぇえ!」
ドビュウウッウウッ!ブビューッ!
彼等は一斉に精通してしまった。生まれて初めての快感が脳天まで突き抜けていく。
「あおおおーっ!」
「ひぐっ、おほっ」
「んほぉおっ」
今まで出した事のない声を上げて、戦闘員達は腰をガクンガクンと震わせて股間と股間を激しくこすり合わせる。
「お、おおおぉぉ〜っ!」
絶頂を迎えた戦闘員達の口からは野太い喘ぎが漏れ出していた。
精通によって放たれる精子の量は凄まじく、瞬く間に室内が濃厚なザーメン臭に包まれた。
それでも戦闘員達は止まらない。製造されてから始めて味わった快楽を求めて、ひたすらにお互いの屹立同士を擦り合わせ続ける。
グチュッグチャアッヌチョォオオッ
卑猥な音が響き渡る。それは淫靡で官能的な音色だった。
逃げ場が無い密室空間の中で、戦闘員達はただひたすらに欲望に身を任せるしかなかった。

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