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妻ドル
官能リレー小説 - アイドル/芸能人

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妻ドル 1

「暖かくなって最高ねぇ」
「私たちの季節って感じね!」

海開き間もない、とある県のビーチにやってきた。
男を虜にする際どいビキニも着てきたけど、それを見せびらかすような相手は…まだいないわね。

「とりあえずシート敷きましょ」

私は吾妻真帆、21歳。
同い年で親友の白塚美乃梨と一緒にプライベートで海に遊びに来た。
私たちはグラビアモデルとして活動している。その一方で実は、もう結婚している。

グラドルとして活動してるのだから、普通は大っぴらにはせず世間には隠し通すのだが、うちの事務所の社長は考えが違った。

「むしろそれで売り出そうよ」

というわけで人妻アイドル、グラドル。通称「妻ドル」として活動している。
私たち以外にも事務所にそんな人材を集めユニットも組んだりしている。なんなら社長も人妻であり現役のグラドルだったりする。
そのため良き先輩であり最大の理解者でもあるのだ。


さて、そんな日々を送っている私たちだけど、今日は仕事はお休みでプライベートで海に遊びに来た。もちろん遊ぶだけが目的ではない。

優しく私たちをサポートしてくれるダーリンのことはもちろん愛している。夫婦仲も良好だ。でも、身体はそれだけじゃ物足りない。これは社長も日々口にしていることだ。
そこでプライベートで性欲を満たす……欲望をギラつかせた輩に犯されちゃうも良し、ウブな男の子に手ほどきするも良し…やり方は私の好みである。


「なかなか来ないわね」
「あっちのライフセーバーのお兄さん誘惑しちゃおうか?」
「…ちょっとタイプじゃないなぁ」

パラソルをさして、お互いにオイルを塗りながらその時を待っていたが、思っていたほどの収穫が得られない。暑いは暑いのだが、時期が早過ぎたかもしれない。

「もうちょっとしたら移動しよっか」
「そうね」

天気は快晴、それでいてクソ暑いというほどでもなかったが、平日のお昼ってこともあってかいい男は寄っては来なかった。残念。

仕方ないので私たちは車で移動し近くのショッピングモールにでも行こうかと画策する。
運転は美乃梨。ビーチで着たビキニはそのまま、上にパーカーを羽織っている。

カーナビの指示に従いとりあえずの目的地に向かう途中、歩道を歩く中学生か高校生くらいの少年の姿を見つける。

「ねぇ、あの子良くない?」
「真帆はああいう子、好きだね」

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