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新星誕生
官能リレー小説 - アイドル/芸能人

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新星誕生 1

人気のリゾートプール施設。
今回、新人グラビアアイドルのユニットが結成されたということでお披露目撮影会が行われる。

4人組のユニットはいずれも白のビキニにたわわな巨乳を揺らして現れる。

「小原優香、17歳。Gカップです!」
「後藤愛生、20歳、同じくGカップです」
「早乙女結衣、15歳、Fカップです!」
「早瀬璃子、15歳、Eカップです」

事務所の肝いりであったが、デビューの時期が悪かったり同時期の大ニュースのせいで注目はまばらだった。
4人組自体はルックスでは流行りの一個小隊規模のアイドルを上回っていた。
しかし、彼女たちのファンが障害となる。ネットでディスられてしまう。ダンスがヘタという的を得たものから、すっぴんはブスや乳首が黒いとか事実無根のものまで拡散する。

「活動が難航しているようだな」
「何分、巨乳もありふてるもので。ハーフからメタボ体型までゴロゴロしてますし」
「なら、爆乳にすればいい!合宿に放り込むんだ。見た目も内面も様変わりさせて一発逆転だ」

こうして社長の一声で、新たな決断がなされた。
4人は有無を言わせず、一般のアイドルやグラドルとそのファンが知らないような施設に向かわされる。

4人は車内から外が見えないよう細工されたバスに乗ってその合宿地に向かうことになった。

「ちょっと不安…」
「でも、もっと売れたいし、社長さんが用意してくれたんだし…」
「みんなで頑張っていけば何とかなるよ」

山奥の小さな町に真っ白な外壁の建物。
ココが彼女たちの合宿場所だ。

「みんな素材はいいわね…伸ばし甲斐があるわ」
迎える一人の女性…二宮麗。
かつてグラビア界で一時代を築いたアイドルだ。

14歳でデビューし一躍グラビア界で注目を浴びた。
抜群のボディーとセクシーな表情は年齢以上の魅力を得て女優としても成功を収める。

しかし22歳、人気絶頂のさなかに突然の引退。
様々なうわさが飛び交ったがその後は消息すら分からずにいた。

社長は彼女に何を託したのか、それは間もなく明らかになるはず。

4人組は麗の姿を見て驚きと戸惑いを隠せない。
25mプールを横に何列も並べられそうな巨大な建物。
石造りの外装はパネルなどではない年代物。
明らかに世界大戦をくぐり抜けている事は素人にも分かる。
その巨大な建物を背に、麗が迎えたのだ。

「よろしくお願いします…ここはどういう場所なのでしょう?」

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