反逆グラドル 2
−部屋の中−
柴田は佐紀の目の前でおもむろにズボンを脱ぎだす。
顔を両手で覆う佐紀。
「これでついていくって決めた子たちだっているんだよ」
余裕の笑みを浮かべる柴田。
その下半身はとても還暦を過ぎた男とは思えないほど猛々しく主張している。
私生活で3度結婚離婚を繰り返し、その間もうけた子供は10人を超える。
業界内ではあらゆる意味でやり手の異名を持つ柴田である。
「ダイヤの原石である君をつなぎ留めておくにはこれしか方法がなくてな」
柴田は下半身をヒクヒク主張させながら佐紀にじりじりと近寄る。
「やめて…やめてください…でないと人を呼びます…」
「今は誰もいないだろう」
「そんな、汚いです、っ…」
「有名になりたくないのか?売れたくないのか?」
「いやっ、やめて、っ…」
怯え、出口に近づこうと下がる佐紀。
柴田はそうはさせまいと佐紀の手を強く握る。
「いやぁあああっ!!」
「君は手放したくない!さあ、こっちに来て…」
「やあっ、ああっ、ダメぇえええっ」
柴田は佐紀を羽交い絞めにし、服の上から胸を鷲掴みする。
(希美さん!希美さん!大変です、このままじゃ佐紀さんが!!)
(うん、わかってるよ…でもどうしたら…)
予想外の事態に希美は焦る。
葉月は心配そうに希美の顔を見上げる。
「いやっ、いやっ、やめっ、やめてぇええっ」
佐紀の抵抗する声。
「おとなしくすれば、キミはいずれ売れるんだぞ…」
ードンドンドンドン!!!!!
外からドアを激しくたたく音。
希美が意を決して行動に出た。
「まったく、余計な邪魔を入れてくれるね」
柴田は扉の先が誰なのか分かったような口ぶりだ。
「た、助けてくださいっ……あがぁっ」
佐紀は助けを求め叫ぼうとするが、柴田に口をふさがれた。
「んー、ん、んんー!!!」
「君は絶対に手放さん!」
口元を抑えながら佐紀のお尻に自らの逞しい男根を押し当てる柴田。
先走りの液体が溢れ出していた。