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新米社長細腕奮闘記
官能リレー小説 - アイドル/芸能人

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新米社長細腕奮闘記 2

事務所の前に迎えのワゴン車が止まる。
「さあ行きましょうか」
「はい!」
2人に撮影の内容は伝えていないが、きっと理解して受け入れてくれるだろうと桃子は思っている。

「よろしくお願いします」
車に乗り込み元気よく挨拶する遥とあおい。

車は動き出し目的地に向かう。
「まさか愛沢さんが独立するとは思いませんでした」
「まあ、いろいろあるんですよ」
桃子は運転手と、隣に座った男の2人と会話する。

「こっちに、話が来た時は『転職』かと思いましたよ」
「そっちも昔ほどギャラが良くないの知ってるし、安くていい代わりに素人として副業にしたら、コンスタントに稼げるし。ヌード写真集なんか所詮あぶく銭よ」
「愛沢さんなら企画単体にもなれそうだけど、グラビア出身はそんなに珍しく無いから、きつくなるだろうね。そう考えると、チーム形式は負担も少ないし、知名度も上がらず安定してる」
「派手にやり過ぎると、続かないの。それはこっちの業界も同じ。クオリティを維持しつつ、使いやすい存在でいた方がいいの」
「あの子達ぐらいの年の少女で撮れるのも、うちみたいなインディーズのトコだけだしね。かといって、完全な素人じゃいろいろ教えることが多くて面倒だけど、現役グラドルともなれば現場での動きが違うしね。こっちも、いろいろやりやすくて助かるよ」
「どうせ稼げないと水商売とかのバイトする子が多いけど、飲み過ぎは体に良くないし、同伴とか枕は不健全よね。裏社会との接点を持つとヒモが付くリスクもあるし」

車は郊外のスタジオに到着する。
後部座席にいた男が遥とあおいを中に誘導し、桃子はその後に続く。
「2人はバージンですよね?」
「ええ…お相手には優しくしてもらえるようお願いするわ」
「わかってます」

「それにしても最近の若い子は成長が良いですね、あの2人もいい身体をしている」
「そういう子が増えてきたからこそジュニアアイドルにも過激さを求めるんでしょ」

「この業界も法律とのいたちごっこになりそうですね、限界ギリギリまで頑張れないと淘汰されてしまう」
「だからこそ活動の幅を広げていくべき…多少リスクを抱えてもです」

先を行く遥とあおいについていく形で廊下を歩く桃子。
「撮影はどういう形で」
「プールを使いましょう。ビキニか、競泳水着でね」
「わかりました」

衣裳部屋を兼ね備えた更衣ルームに案内される3人。

「何を着ればいいのかな」
「プールで撮影するから、水着を選んでね」
「はい!」

桃子がいくつか水着をチョイスして遥とあおいの目の前に並べる。

「すごい…」
「なんか、いつもよりきわどい…股のところ隠せないんじゃないかなぁ」
布面積の小さいビキニ、超ハイレグの競泳水着、2人にはきわどく刺激の強い衣装だ。

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