アイドルユニット「エロエロガールズ」 12
事の終わった二組。
のり子「優ちゃん、礼香ちゃん…」
優「あら、どうかした?二人とも心配そうに」
美貴「いや、だって、二人とも最初、痛そうな顔してたから」
礼香「確かに痛かったけど、痛いよりも気持ちいいと思うようになったんだよ」
優「それに、優しくエスコートしてくれたから」
優は真人と春樹のほうをちらりと見やる。
真人「僕らも初めてでしたから」
晴樹「うまくできたかどうかもわからないです」
礼香「よかったです!」
礼香の一言で、部屋の中は笑顔に包まれた。
優「じゃあお二人さん、今度は美貴ちゃんとのり子ちゃんをよろしくね」
今度は真人と美貴、晴樹とのり子の組み合わせ。
美貴「お願いします…」
のり子「優しくしてくださいね」
まずはキスから。
唇がそっと触れた後、お互いに貪るように求め合う。
美貴「んっ」
時折美貴がくぐもったうめき声を漏らす。
唇が離れる。
のり子「ふぁ…」
離れた瞬間にできる唾液が室内の明かりに反射してきらきらしているように見える。
のり子の瞳はキスだけで潤んでいた。
真人が美貴をそっと抱き寄せる。
服と下着を脱がせると、背後から手を伸ばし胸を揉む。
美貴「あ、はぁっ」
全体を揉み解しながら、指で乳首をはじく。
美貴「あ、ああっ、ああん」
緊張か、快感か、美貴の肌が赤く染まる。
のり子はベッドに仰向けになる。
晴樹が上に覆いかぶさり、優しいタッチで胸を揉む。
のり子「あっ…ん」
徐々に反応する乳首を舌で舐め、転がす。
のり子「あっ、はっ、ひゃああん」
のり子は思わず身を捩じらす。
優「(反応がかわいいなぁ…私もそうだったのかしら)」
真人の手は片方で美貴の胸を、もう片方は下半身へと伸ばす。
美貴「あっ…!」
うっすらとした茂みの中に指を入れると、すぐに愛液があふれ出てくる。
美貴「ひ…あぁあああっ」
優や礼香の絡みを見ていて、自分でも弄っていたせいである。
美貴「あ、う、あはっあああっ」
少し指先が触れただけで、美貴はかわいらしいあえぎ声を上げる。
それはのり子も同じ。
晴樹が下のほうに手をやると、そこはすでに愛液で濡れている。
のり子「あぁ、っ…!」
指が触れるだけでのり子の身体がビクッと反応し、背中を反らせる。
のり子「あぅ、ひぃいっ」
指を入れると、それだけでジュプ、という音がする。
一度経験したことで、真人と晴樹には『慣れ』が出てきたのか。
二人の指責めは勢いを増す。
美貴「あ、あああ、はっああああああ!!!」
のり子「ひゃああん…あっ、いっ、ああ〜」
感じる声は次第に大きくなっていく。
室内には指を出し入れするクチュクチュといういやらしい音が響く。
礼香「(私のときより激しいかも…)」
優「(見てるだけで身体がムズムズしてくるよ)」
なおも責めは続く。
美貴「あっ、ひっ、いっ、う…やぁ…頭、おかしくなっちゃう…」
のり子「やぁああん、あああぁん、だめぇ、なんか変になっちゃうよぉ!」
彼女達のあえぎ声は悲鳴のような叫びに近い。
身体も快感を押さえきれず、びくびくと震えだす。