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学園の花婿
官能リレー小説 - レイプ

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学園の花婿 81

良一は服を着たかったが、良一のパジャマは千乃が、パンツはサラがそれぞれ良一の匂いを嗅ぎたいのか、鼻に押し当てるようにして寝ていたので諦める。
そしてキッチンに行くと、幸か不幸か千乃のエプロンがあり、取り合えずそれを借りる事にする。
「僕、一人暮らしをしてたけど、あんまり料理が出来ないんだよね…パンを焼いて、目玉焼きと、ウィンナーと、サラダと…そうだ、材料もあるし僕の好きなデザートを作ってあげよう」
そうして良一は、ありきたりな朝食を作っていく。
良一を含めて6人分だが、料理自体が簡単なので、30分程で作る事が出来た。
良一が食堂のテーブルに皿を並べていると、血相を変えた麗那が入ってくる。
「良くん…ここにいたのね…」
良一の顔を見てホッとした麗那は、腰を抜かしたのかそのまま床に座り込む。
「お早うお姉ちゃん。僕ね早く目が覚めたから、皆の朝食を作ったよ」
麗那は良一の言葉を聞いて、テーブルの上を見てみると、確かに簡単なものではあるが料理が並んでいるではないか。
「良くん…有難う…お姉ちゃんすっごく嬉しいよ…」
麗那はあまりの嬉しさからか涙を流しながら、床を這う様にして良一の元へ近寄る。
「良くんったら立派な大人になったのね。まだお姉ちゃんの料理も食べてもらってないのに、先に良くんの料理を食べさせてもらえるとは思わなかったわ」
麗那は良一に抱きつくと、愛情を込め精一杯の抱擁で感謝をする。良一は麗那に抱きつかれて、くすぐったそうではあるが、嬉しそうにそのまま抱きしめられる。
「お姉ちゃん、料理が冷めるといけないから、皆を起こしてもいいかな?」
良一は麗那の手を外し、皆を起こしに行こうとするが、そこに騒々しく百合子が入ってくる。
「麗那っ!私が寝ているのをいいことに、また良を独り占めにしようとしたな!!」
そして、遅れて千乃・サラ・瑞穂が同時に、「良一様、どこにおられるのですか?私達を置いていかないで下さい」と言って、入ってくる。
良一と麗那がせっかく静かにラブラブをしていたのに、もう部屋が賑やかしくなった。
「百合子ったら失礼ね。これを見てみなさい!良くんが一人で朝食を作ってくれたのよ」

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