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娘が…
官能リレー小説 - 近親相姦

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娘が… 3

道理で4年も娘が見つからない筈だ。
私は娘を促して、数少ない家財道具を車に積み込むと大家の家に鍵を返しに行く。
慌てた私の様子に大家も何かを察したようだった。

「身体に気をつけてな」
「今までありがとうございます」

むしろ気遣って貰い車に乗り込む。
そして車を町の外へと走らせたのだ。


バタバタと町の外へと出た私達。
娘が隣に居ると言うだけで気持ちが違う。

「お父さん・・・」
「どうした?」

2時間程走って休憩した所で娘が私の腕を掴んでくる。
あの頃の幼い娘でななく、亡き妻そっくりになった美しい娘・・・
それが2人の孫を抱えて帰ってきた。
幸い孫達は疲れたのかぐっすり眠っているが、娘は辛そうな表情をしていた。

「胸が痛いぐらい張って・・・おっぱいの時間なんだけど・・・」

赤ん坊の方の男の子は泣きもせずぐっすり寝ていた。
その可愛い寝顔に癒されてしまうが、授乳させる場所が車の中は大変だろう。

「どこかホテルを取ろう・・・今日はそこで」
「うん・・・ちょっとゆっくりしたい」

「ラブホテルだけど、我慢してくれ。」
「うん。いいよ。」
奴らも僕たちがこんなところにいるとは思わないだろう。
僕たちだけなら何とかなるけど子供がいると逃げきれないかもしれない。
車とスマホも新しいのに変えた方がいいな。すると、スマホにかなみから連絡が来た。
「今どこにいるの?アパートに行ったらいなかったし。あなたたちを助けたいの。」
これはマズい・・・
彼女の決断力の早さは取り柄だが、これは予想外だった。
普段なら兎も角、この状況では余りに危険過ぎる。
時折周囲が見えないタイプだったけど、よりにもよってこのタイミングかと頭を抱えたくなった。

私は彼女の行動が危険である事と、直ぐにその場を離れる事・・・
そして暫く会えない事を冷静になるように心がけて話す。
だが、電話の向こうの彼女は納得してくれない。

「どうしても会いたいの!」

声が大きくなる彼女。
ここまで聞き分けが無い事に驚いてしまう。
どうやっても今は会えない。
アパートに行った彼女が尾行されてこちらまで発見されたら元も子もない。

今は出来ない、いや会いたい・・・
そんな会話を繰り返していると、突然彼女の悲鳴と共に電話がブツリと切れた。
かけ直すが電源が落ちているようだった。

やはりマズかった。
彼女に場所を告げなかったのが幸いだった。
私は世話になった刑事に電話をかけ、状況を説明する。
刑事もどこまで出来るかは分からないが現場に向かうと言ってくれた。


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