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娘が…
官能リレー小説 - 近親相姦

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娘が… 2

娘がいなくなってからさらに三年たって私は会社を辞めようとしたが、同僚たちに説得され会社をやめず同僚の女の上司のかなみと再婚した。
かなみは娘がいなくなった私に同情して私と結婚してくれたのだ。
「私がずっとそばにいてあげるからね。」
と、妻が言ってくれた。
だが・・・
私は娘の消えた町から動く事ができず、リモートワークを主にしてたまに会社に行く生活。
かなみとは単身赴任と言う離れ離れの生活だった。
相当会社にも彼女にも負担を強いる生活は私の精神が持たなかった。
また会社の業績も厳しく、かなみもこれ以上私を庇うと自分の身が危うくなる所まで来ていた。

結局、私は会社を辞めて本腰入れて娘を探す為にこの町に住む決断をした。
かなみはついてくるつもりだったが、私がそれを止めた。
彼女まで会社を辞めると共倒れになるからだ。
彼女には感謝していたが、彼女まで不幸にしたくはない・・・
私のそんな説得を彼女も泣く泣く受け入れてくれたのだ。

そんな風になって四年目。
丁度夏に差し掛かる頃に一本の電話があった。

「お父さん・・・」

若いこの女性の声は多少大人びていたが記憶にある。
娘だ・・・

「ど、何処にいるんだっ?!」

私の声は裏返っていた。
その私の声に消え入りそうな声が言う。

「あの海の側・・・早く・・・早く・・・」

私は携帯を握りしめたまま車に飛び乗る。

時間にして10分。
それは今までで一番長い10分だった。

あの駐車場に入り周りを見渡す。
あの時のように人影は無い。

「お父さん・・・」

聞こえる声。
茂みの奥から出てきた女性は、一瞬亡き妻かと見間違えた。

「お父さん!」

彼女がはっきりとそう呼ぶ。
間違い無い・・・それは娘だった。
だが、娘は・・・
子供を2人連れていたのだ。



借りていたアパートに娘を連れて帰る。
四年ぶりの娘は、16歳になっていた。
亡き妻にそっくりの綺麗な顔。
そして、亡き妻も大きかったが、それ以上に大きな胸・・・
シンプルなワンピースを暴力的に押し上げる胸は、少なくともお目にかかった事の無いぐらいだった。

連れていた子供は娘の産んだ子だと言う。
私にとって孫と言う事になる訳だ。
3歳の女の子と1歳の男の子。
ショックも大きいが2人は心蕩ける程可愛かった。

「そうか・・・生きて帰ってきてくれただけでも嬉しい・・・」
「2人も子供出来たから・・・警戒が緩んだの」

娘が言うには、大きな屋敷で監禁されていたようだ。

「お前を誘拐した奴らの住所は知ってるか?」
「知ってるわ。」
娘は誘拐犯たちの住所を教えてくれて、わたしはすぐ警察に通報した。そして、妻のかなみにも娘の無事を電話で教えた。
「私も娘さんの顔を見てみたいから、そっちに行ってもいいかしら?」
「少し待って欲しい・・・そっちに行くから」
「分かったわ、身体に気をつけてね」

そう言って携帯を切ると、着信があった。
それは誘拐事件で世話になっていた刑事からだった。

「お世話になってます」
「ああ、君も娘さんも無事で良かった」

刑事のホッとした声に違和感を感じる。
何があったのだ・・・

「手短に要点だけ話す・・・今すぐ娘さんを連れて町を出た方がいい・・・できるだけ遠くに」
「どう言う事ですか?!」

刑事の苦しそうな声。
何か秘密を抱えている声だ。

「詳しくは語れないが、犯人は逮捕されない・・・犯罪にも出来ない・・・むしろ君への報復を防ぐ為にも逃げて欲しい」

どうやら刑事は、私への情でリークしてくれたのだが・・・
娘を誘拐した犯人は、それだけ有力者の一族で警察も手を出せないのかもしれない。

「分かりました・・・直ぐに町から出ます」
「ああ、町を出て娘さんと元気にやってくれ」

娘に色々聞きたい事があるが、とりあえず逃げる事を優先しよう。
仮住まいだから荷物なんて無いから逃亡なんてすぐだ。

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