(今、敬子に修司と関係させないと温泉の効能が切れちゃったら敬子の事だから
怖じ気づき、私達に考え直すように言いかねないわ、とは言えここでさせて
敬子がまた湯中りしたり、最悪私達母子三人が風邪でも引いても厄介だし
取りあえず部屋へ戻って既成事実さえ作ってしまえば、敬子も効能が切れても、
もう後戻りは利かないから、あとは敬子を露天風呂へ連れて行けばあとは何とでも)
和美は計略を巡らせ計画をまとめると敬子に提案する。
「敬子、ここだと風邪引いちゃうかも知れないし、また湯中りする可能性も
あるから、ここは一旦部屋へ戻って修司に抱かれなさい敬子、夕飯は１〜２Ｒ
敬子が修司に射精されてからにすれば？、まだ時間も早いし夕飯は改めて
少し遅めに頂くって、私が言って置くわ」
母子三人は取りあえず女温を出ると部屋へ戻った。
「敬子本当にいいのね、息子の修司に抱かれるのよ『人間やめてケダモノに』
なる決意は変わってないわね？　いい『母親は止めちゃあだめよ』辞めるのは
人間だけよ。最後にもう一度聞くけど敬子今ならまだ引き返せるわよ？」
いざとなると和美も改めて敬子の決意を確かめておきたかった。
「和美、私だって決心したのよ、和美と修司と一緒に『ケダモノ』になるわ、
もちろん母親は続けるわ、でも修ちゃんの本心が聞けてちょっと驚いたけど
心からうれしかったわ、わたし達をここまで本気で愛してくれてるなんて、
母親冥利に付くと思わない和美？それに今度はわたしの卵子と修ちゃんの
精子で赤ちゃん産めるって考えるだけでも♪・・・・・・・・・」
和美は敬子の言うように息子修司の自分たちへの愛が純粋で真摯で有る事には
確かに敬子が言うように母親冥利に尽きると和美も思えた。
そして和美も密かに息子修司の子供を妊娠し出産する事への期待と憧れに
心躍り、一日も早く息子の妻としそして母として妊婦になりたいと願った。
「さて、敬子、修司との最初は上が(リードする)いい下が(リードされる)いい？」
敬子思案顔になり、三人の間にしばしの静寂が訪れ、意を決した敬子が口を開く。
「修ちゃんにリードしてもらうのもいいけど、経験は私の方が遙かに豊富
だからわたしが上になって、修ちゃんがわたしの中へ帰って来るのを体験したいわ」
「と言う事だから修司、敬子に全てを任せて敬子の言う通りになさい」