学級崩壊……? 6
--------------------
「ここか!あの女子クラスが合宿してるって言う海岸!」
「うん、なんか、見たことある女子だ」
この日、同じ学校の通常のクラスの男子生徒 笠間雅人と富ヶ谷明久は“謎の女子クラスの合宿がこの海岸であるらしい”と聞いて、授業をサボって電車に乗り、柵を乗り越えて、この海岸に来た。
「あれ、何か、君たち、見たことあるかも」
彼らは遠目に女子達を見ていたのだが、岩陰から、いきなり、際ど過ぎる水着の二人組の女子が、触れられるくらいに近くに現れ、彼らは一瞬後ずさった。
「そ、そんなことない…」
「き、気のせいだろ、気のせい」
雅人と明久は急に現れた2人の女子に対し、うろたえながらも否定する。
しかし2人の女子は顔を見合わせ、彼らをニヤリと見つめる。
この2人こそ、新田潤一郎が受け持つクラスのビッチコンビ、有坂郁美と内田優愛。
大人顔負けの巨乳と桃尻を包むのは、際ど過ぎるビキニ。
「ふーん」
「なんか怪しい」
じりじり後退する雅人と明久、それを追って逃さんばかりの郁美と優愛。
「あ!君たち一般クラスの男子でしょ!見たことあるよ学校で」
「だからかぁ」
「ちょ、そんなんじゃねーし!」
なおも否定する雅人だが、郁美と優愛はニヤニヤ顔で男子2人を見つめる。
「サボってついてきたんでしょ?バレバレだよ」
「チクられたくなかったら…そうだなぁ、あたしたちとしない??」
「ラッキーじゃない?私達とヤレるなんて…それとも恥ずかしいのかな?まぁ無理にとは言わないけど…ただ、先生にバレたら大変だよね?どうするの?」
「返事ないねぇ…そうだ!2人ずついるからビーチバレーでもしない?私達が勝ったら強制的にヤラせてもらうから…」
「フン、いい度胸じゃねーか、俺たちバレー部だぜ。コテンパンにして黙らせてやる!なぁ、明久」
「お、おう…」
「ふふっ、決まりだね!」
こうしてビーチバレー対決が始まる…のだが。
「あん、郁美、水着食い込んじゃった」
「もう、優愛、あ、これこのままじゃポロリしちゃうよ?」