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学級崩壊……?
官能リレー小説 - ロリ

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学級崩壊……? 25

 「よし…やってやろうじゃないか」
 「おい、クラス全員を圧倒するくらいの男なんてどうやって集めるんだよ」
 「うーん」
 明久はそう言いながら手から離していたスマホを引き寄せた。その時、さっきかけようとした祐誠への電話がつながっていたことに気づき、慌てて切断した。
 すると、直ちに折返しの電話がかかってきた。
 「聞かせてもらったぜ。おもしれーじゃん」

電話越しの祐誠の声は弾んでいた。
「祐誠、そっちは人集められるか?」
「ああ、もちろんだ。あのクラスの女共犯せるって聞いたら両隣のクラスの奴も合わせて呼べるぜ」
「マジか!」
「あのクラスって、確か25人だろ。それ以上は軽いな」
「おう、そっちは任せた」

明久は祐誠との会話を終え、雅人に向けニヤリとした笑みを返した。

 明久と雅人は、その後朝食を食べてから、坂下先生が運転する車で学校に戻された。

 その昼休み、彼らは早速祐誠と階段下の目立たない場所で打ち合わせを始めた。

 「バスをチャーターした」
 「ええっ!」
 「この人数を運ぶならバスがいいだろ」
 「そうだけど、目立ちすぎないか?」
 「あの、休止中の資材置き場に来てもらう。あそこはうちが関わってて、あそこなら、多分問題にならずに出られると思う」

自信たっぷりな祐誠の言葉に、雅人と明久は少々戸惑いながらも昨日昼、郁美と優愛に受けたあの屈辱を思い出し、ひそかな復讐に燃えるのであった。



一方、臨海学校の少女たち。

「まったく…」

何か良くないことが起こる、クラス委員長・真奈はそう思えて仕方がなかった。

「大丈夫だよ、真奈。みんなで返り討ちにしてみせる」
親友・里穂はそう言って肩を叩いた。

 真奈は、いやな予感を少しでも減らそうと、考えを巡らせた。
 「ねえねえ、返り討ち、しやすいように、ちょっと考えたんだけど…」


 明久たちは、結局、バス二台分くらいの男子を載せて、その別荘に着いた。
「あいつら来るかな」
「来るだろ、あれだけのこと言ってたんだから。祐誠から聞いた入り方は、連絡してある」
「明久、いつの間に連絡先交換したんだ?」
「今晩こい、って話のすぐ後。場所に行けなきゃ勝負どころじゃないだろ」
 祐誠、明久、雅人が先頭に立ってドアを開けた。
 中は暗かったが、声が聞こえた。
 「私は、このクラスの委員長…」
 「暗闇から何だ!姿を見せろ!」
 「勝負するにあたって、ルールを決めませんか?」
 「何!お前ら立場分かってるのか?俺たちはおまえたちを犯しにきたんだぞ!」
 「私たちも、あんたたちに、犯されに来たの。立場わかっているでしょ」
 男性陣が何かいう前に真奈は続けた。
 「手間をとらせないように、みんな服は脱いできたよ」
 そのとき、灯りがともった。

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