学級崩壊……? 16
「ちょっと星を見ていたんです」
「きれいですものね」
俺は何となく市岡先生の隣に座って、しばらく同じように星を見た。星座どころではなく星が敷き詰められた夜空だったが、だんだん目が慣れてくると見慣れた星座が少しずつ浮き上がってきた
「大変ですよね。先生のクラスの生徒の相手」
「あ、ええ、ちょっと。彼女らも、ルールに縛られてばかりでは限界があると思うんですよ」
今さっきまで問題児の相手をしてたせいもあるが市岡先生の横顔を見ているだけで癒される。可愛らしい。まさに天使。
アイツらも彼女みたいにもう少し落ち着いたって…
「先生のクラスの子たちを見てると、昔の自分を思い出しちゃいます」
「そ、そうです…って、えっ!?」
市岡先生は心なしか俺の近くに寄ったように感じられた。
「中学生や、高校生だった頃は、周りにバレないように、こっそり、いっぱい、ヤッた」
市岡先生は照れもせずにそう言った。
「そう、上は定年くらいのおじいさんから下は小学生まで。でも、同年代かちょっと上が一番多かったかなあ」
市岡先生の肩が軽く触れたような気がした。
気づくとすぐそばまで彼女は近づいていた。
「星、綺麗ですよね」
「ええ」
「こんなに綺麗だと、オナニーが捗るんですよねぇ」
「ぶっ!」
いきなり何を言い出すのかこの人は。
「でも、それだけじゃ、足りない…わかります?」
「さ、さあ」
市岡先生は、そっと俺の手を取った。
「ちょっと手伝ってもらってもいいですか」
ここで俺はどう反応していいか迷った。そのため、手に力は入っておらず、俺の手は容易に市岡先生の導くまま、スカートの中、オナニー対象の箇所へと達した。