BF闘技場 6
「え…あ…」
あまりにも生々しい映像だった。臓物が飛び出し、悲鳴を上げながら死んでいった。
罪悪感が私を襲う。
「気にしない方がいいよ。ここは、そういう世界なんだから。」
慣れた口調で言うと、新しいクリーチャーを召喚した。
「マナを1払って、『先駆のサーベルタイガー』を召喚する。…『先駆のサーベルタイガー』の能力で、召喚されたターン内に攻撃できる。…じゃあ、『這い回るラビット』を攻撃するよ。」
虎を連想させるクリーチャーが現れた。
『先駆のサーベルタイガー』。攻撃力70.守備力30.特殊能力。召喚されたターンに行動することが出来る。
這い回るラビットを前足で押さえつけると、牙を見せるや否や、頭から食べ始めたのだ。
頭蓋骨を噛み砕く音と共に、這い回るラビットは消滅した。真っ赤な血糊を残して。
「さて、未來ちゃん。この『先駆のサーベルタイガー』の攻撃力は70.『這い回るラビット』の守備力は20。差し引き50のダメージだよ。未來ちゃん。」
私のせいで、可愛いうさぎが、死んだ。恐らく本物の生き物などではない。そう分かっていても、罪悪感を感じずにはいられなかった。
…?
ふと我に返ると、先のサーベルタイガーが私を見ていた。
呼吸が荒いようだった。
「未來ちゃん。50のダメージは、君に送られるんだ。ダメージの分だけ、しっかりと犯されてね。」
私がその言葉の意味を理解する前に、私は押し倒されると、四足歩行のサーベルタイガーの後足の間にある肉棒に目がついた。肉棒が猛々しくそそり立っている。
え…やだ。
やだやだやだやだやだやだ!逃げなきゃ!早く逃げなきゃまた犯されちゃうよ!
でも、私の身体は腰が抜けてて思うように動けなかった。サーベルタイガーに背を向けてほふく前進で離れるのが精一杯。
抵抗も虚しく、いとも簡単に私の服を爪で切り裂いたサーベルタイガーは、私が抵抗しようとする前に、その肉棒を私の膣穴に突っ込んだのだ!
「ひああああああああああぁぁンッ!」
また辛い痛みが襲ってくる、という私の予想とは裏腹に、私を襲ってきたのは快楽だった。
「…あぁ…んぅ……」
子宮口まで貫いてきた肉棒が、膣穴の入口にまで戻る。カリの部分が、私の肉壁を抉るため、ずっと感じっぱなしだ。
「どうだい?クリーチャーに犯された気分は?」
AIは面白そうに、私を見下すように聞いた。
「こ、こんなの…どうってこと…な……ひああああああああッ!」
私が強がろうとした矢先に、サーベルタイガーから再度突かれると、私は理性が吹き飛ぶかのような錯覚を受けた。
思わず、肉棒を突っ込まれて得られるこの快感に従ってしまいそうだった。
「あ……あ……」
それは、一人オナニーでの快感など比べ物にならない。
今私の子宮口にキスをする肉棒には、私の理性では逆らえない何かがあった。
「あぁ…う……」
肉棒がゆっくりと膣穴から出ていく。
肉棒の先端部が私の肉壁を抉る圧力も、私の中で快感となって襲ってきた。
「ぇ……?」
「はいおしまい。50のダメージが未来ちゃんの身体に払われたよ。さ、次のターンがきたよ。」
「……へ…あ…」
これが私に向かってきた、50のダメージ。
今のが50なんだ。…なら、300のダメージを受けたら、私どうなるんだろ…
いけない妄想が脳裏に響く。私の膣穴は既にぐちゃぐちゃに濡れていた。
「私のターン。」
ダメよ。墜ちてしまったら、一生男たちの奴隷のまま。
早く借金返して、元の身体に戻って、自由を勝ち取るんだから。