PiPi's World 投稿小説

BF闘技場
官能リレー小説 - SF

の最初へ
 -1
 1
の最後へ

BF闘技場 1

「…それでは、もう確認事項はありませんか?」

「…はい。」

私は嵐山未來。17歳。

「それでは、選手登録を終了致します。…ようこそ。お金と人生をかけた、この闘技場へ。」

「…」

「貴女さまが快感に身を堕とされることのないよう、心より応援しております。」

私には、多額の借金がある。親の作った借金を返さなくてはいけないのだ。

受付の人は無機質な笑顔を見せる。

確認事項は、こんなものだった。
1 当闘技場にて起こったあらゆる行為については、全責任を負わない
2 選手登録が完了された者は、今後雌になるための人体改造を受けること
3 試合中に敗北した雌は、集団で輪姦されなければならない
4 妊娠5ヶ月目まではいかなる理由があろうと戦いを棄権してはならない

明らかに人権を無視している。そんなのわかってる。でも私は多額のお金を返済するためには、このふざけた大会でお金を稼ぐしか、他に方法がなかった。

「では、どうぞこちらへ。改造室にご案内致します。」

私は、今から人体改造の手術を受ける。
今受けた説明によれば、膣穴やクリ、舌や胸といった身体のあらゆる部分を感じやすいように改造されるらしい。
ついでに精液だけで栄養を摂取できるようになれるのだとか。

「貴女方選手の辛さが軽減できるよう、少しでも試合を楽しんで頂くための手術なんです。そんな緊張されなくても大丈夫ですよ。」

「…はい。」

受付の言葉を言い換えると、今から男の玩具になるということ。地獄の始まりだ。
「はい、着きましたよ。」

案内された部屋は、分娩室のような設備がある部屋だった。

「さあ、ここで衣服を全て脱いでください。」

「な…」

ドアを閉めるなり、受付が言った。
もう既に人間扱いされていないのか、悲しくなった。

「ほらどうしました?選手登録された以上、誠に申し上げにくいのですが、先ほど貴女の人権は完全に消滅しましたよ。郷に入っては郷に従えと言うじゃありませんか。…ほらほら、早くすっ裸にならないと。服着たままだと手術できないじゃないですか。…自発的に脱いで頂けないのなら、こちらにも考えがありますよ?」

おぞましいことを言いながら、受付は笑顔で迫ってくる。
怖くなった。親が知人に騙されて借金まみれになって自殺するまでは、私は普通の女子高生として暮らしていたのに。

「いやああああああ!」

男ににじり寄られたことから、私は思い出してしまった。
親が自殺する前、借金の肩代わりだとか言われて、レイプされたことを。

頭では、これから私は男の玩具になると分かっていても、脳裏に浮かんだ、過去受けた陵辱の記憶から、私はその場を逃げ出そうとした。

けれど。

「いや…いや!いやああああああ!」

混乱して逃げ出そうとする私を、受付の人は慣れた手つきで私を羽交い締めにした。

「えー何ですか?今更ビビってるんですか?確認したじゃないですか。」

恐い。恐い恐い恐い恐いこわいこわいこわいこわいこわい!

力尽くで押さえ込まれる恐怖が、私を襲ってきた。このイカれた闘技場でお金を稼ぐのなんて、やっぱり私には無理だったんだ。はやくここから逃げたい!お願い。誰か私を助けて…

「あれ泣いてる。…ははーん。そういうことか。」

受付はスーツの裾から細身のナタを取り出すなり、私は衣服を乱雑に切り捨てられた。露になった肌を覆い隠そうと、私は両腕で身体を抱きしめる。

「この状況で泣き出すなんて、見たところ君って相当レイプ願望強いんだね。男に裸見られて泣くなんて、『犯してください』と言ってるようなもんでしょ。強がってるように見せといて急に弱腰になるなんて、加虐心沸かせるんだね未來ちゃんって。」

「いやっ…いやぁ…」

無理矢理下着を剥ぎ取られた。

「あぁやっぱり!未來ちゃんってドМなんだね。パンツに染み出来てるよ。これはもう問答無用で犯るしかないなあ!」

「ひっ…おねがい…おねがい。たすけて」



SNSでこの小説を紹介

SFの他のリレー小説

こちらから小説を探す