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巨乳美女王国、3人のお姫様
官能リレー小説 - ファンタジー系

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巨乳美女王国、3人のお姫様 77

「で、殿下、あの」
「そ、その、さ、参考までに我々の事も」
アルルとメルルが物凄く期待した目で訴えてくる。僕は内心溜息をついた。
「何?アルルお姉ちゃん、メルルお姉ちゃん」
「「で、殿下!」」
大興奮で2人にも抱き締められる事になってしまった。
「こ、これは堪らん!」
「ああ、ミユキ様のお気持ちが良く分かる。殿下にお姉ちゃんと呼ばれるのがこれ程とはな!」
「貴女達、何言ってるの?“殿下”じゃないでしょ?」
ミユキに指摘されて動揺しまくる2人。
「いや、そ、それは」
「さ、流石に、ご、ご無礼が過ぎるかと」
「問題無いわ。ねえ〜レ・イ・ジ」
「……良いよ、アルルお姉ちゃん、メルルお姉ちゃん」
「「レ、レイジ」」
「アルルお姉ちゃん、メルルお姉ちゃん。何?って、ちょっと?!」
2人が暴走しだした。2人に揉みくちゃにされる。いや、“2人にも”揉みくちゃにされる、かな。3人共目付きが怖い。完全にイっちゃってる。しかし、若干の怯えを見せた僕に3人は更にヒートアップして盛り上がる。
そしてそのまま僕は3人に思いっきり、タップリと身も心も可愛がられる事になるのだった。



そして宴の日、僕達も農園の館の別室でこっそり窓から外を見ながら待機していた。
農業組合会長のアイーシャさんを含む農場主のマダム達が次々と集まってきて、ゲストであるガッディールの通商使節団も到着したようだった。

僕はそこで初めてガッディール人を見た。
彼等は元の世界で言う所のアフリカ系黒人のような肌色で、みんな2m近いかそれ以上の長身で筋骨粒々・・・
この国の男性が170cmぐらいらしいから、これは中世の戦闘じゃ勝てないのは誰が見ても分かる差だ。

そして、その集団で唯一の女性。
馬に跨がる女性は、アルルやメルルと同じかやや小さいぐらいの体格。
この国の女性やアルルとメルルに比べると胸の隆起は少なめだが、それなりに膨らんだ胸とスラッと長い手足。
顔付きはキツい表情だけど美人だと言った感じ。
ガッディール女性は男みたいだと聞いていたけど、彼女は勇ましい女戦士と言った感じで僕はちょっと安心したのだった。

彼女が通商代表のビアンカなのだろう。
ミユキの話だと有能みたいだ。

もともとこの辺りの農場は、主食の1つであるジャガイモ(ぽいもの)の一大生産地だったらしい。
アイーシャさん所もジャガイモ農家だったらしく、夫が戦死した後も娘と二人で農園を守ってきたと言う。

転機が訪れたのは10年前。
このビアンカと言う女性が大麻を持ってきて、彼女達に植えるように依頼してきた。
始めは得体のしれない作物に難色を示したアイーシャさんと農園主達だったが、ジャガイモ以上の利益保証とガッディール男性のセックスに彼女達は陥落。
アイーシャさんや農園主やその娘達は多くの混血児を産み、幾人かの娘はガッディール男性のモノが忘れられずセルナートで娼婦になった者もいるみたいだ。
アイーシャさんの娘もそうらしい。

そして、この地は大麻の一大生産地となり、セルナート駐在通商代表部は巨額の利益を上げている筈である。
それが国家に入っているのか、彼女の懐に収まっているのかは分からないけど、彼女は間違い無くこの地の実力者になっているらしい。

ある意味、ガッディールは男女平等で、問われるのは己のちからだけと言う超実力主義社会だ。
ビアンカと言う女性も、己の実力でのし上がってきたのは間違い無く、ある意味強敵だろう。
僕はそんな事を考えながら、宴の会場が伺える部屋へと移ったのだ。


ダンスホールのような広間に絨毯が敷かれ、料理がそこに並べられている。
絨毯に座って食べるのがガッディール式だから、この宴会もその方式なのだろう。
ビアンカを始めガッディール男性達も料理の前に座る。
そしてその男性達の横には農園主マダム達やその娘達が寄り添うように座る。
彼女達は下着同然のあられな姿で、顔付きはメスそのもの。
みんな喜んで寄り添っているのは見ていて分かる。

「今日はわざわざのお越し、有難うございます」

アイーシャさんがビアンカの前で正座のように座ると、床におでこをつけるように礼をする。
それはまるで土下座みたいだけど、違うのはお尻は高く上げている事。
下着着けてないアイーシャさんの豊満なお尻がまる見えだった。

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