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巨乳美女王国、3人のお姫様
官能リレー小説 - ファンタジー系

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巨乳美女王国、3人のお姫様 75

「レイジ、ついに潜入のチャンスができたわ」
「改装工事でもあるのかい?」
「農園の館で街の有力者を招いた宴があるそうなの。出入り商人を抱き込んだから、大麻栽培の
元締めをさらえる筈よ。問題の女は、この国の暮らしに染まっていて無防備らしいわ」
「その日にはレナを早く寝かせよう」
工作には極秘に潜入の機会が求められていたが、館に大勢が出入りするなら工作員を紛れ込ませ
やすいし、首尾よく行けば拘束してこの屋敷の地下に連れてこれるだろう。
「で、性格だとか好みとかは、少しくらいは分かってないのかい?」
「レイジなら女を落とすのは楽勝でしょ?」
「ガッディールとは文化がまるで違うから男の好みだって違う事は十分有り得るだろ。ましてや僕は向こうの男性像からはかけ離れてるんだから。それに同性愛者だったり男性不信だったりで男自体が駄目なら僕にはお手上げだよ」
そもそも僕は特に意図的に何かした訳でも無いのに、いつの間にか好かれてたのが殆どだ。口説いたといっても、勝算有りと判断したミユキに促された上での事。僕に対する予備知識が0の女性を、僕から口説いて関係を持った事は無い。
「それに相手の性格次第じゃ誘拐なんてバレたらヤバい手荒な方法よりも、堂々と招待して口説くなり買収するなりした方が良い事も有り得るよ」
これからやろうとしている手段自体が褒められた事では無いしね。

「要するに成り行きだろうと監禁だろうと、さんざん犯して虜にしててしまえばいいのよ。
敵国の人間であっても命は奪えないの。あくまで、行きたまま骨抜きにする事が大事なの。
既に利権を手にしてるから、買収は無理よ。最初は無理矢理でも、レイジでないとダメと体で教え込めば、こちらに寝返らせれるわ。ガッディール本国にこの国に不穏な動きはないと報告させつつ、向こうの情報はこっちに流させて対策に利用するの」
「それは、あくまで理想だろ?」
「宴には当然買い出しも必要だし、奴隷でも館で比較的重要な仕事をしている人物に接触すればいろいろ聞き出せそうね。できれば執事クラスの。誘拐はあくまで最後の手段…声が漏れない部屋で護衛に押さえさせてハメればいいの。もし眠らせたり酔わせることができれば最高なんだけどね」
「完全に悪役の台詞だよ。綺麗事なんて言ってられないけどさ」
僕は思わず苦笑いした。
「まあ何にせよ、ある程度はレイジにも手を汚してもらう事になるでしょうね。サオリさんとレナは兎も角、アルルとメルルなら何でも言う事を聞かせられるでしょう?」
「母さんも内容次第では大丈夫だよ。多少の問題行為なら付き合ってくれるらしいからね」
「それなら策の幅が広がるわね。例え、直接参加しないにしてもレナの抑え役をやってもらう事は可能ね」
「アルルとメルルが力仕事でミユキが臨機応変に僕に指示を出すと?」
「可能性の一つとしては有りでしょう?」
「まあ、ミユキに任せるよ」

そう言い合った数日後、潜入を間近に控えた頃にそのターゲットの情報が少し入ってきた。
ターゲットは国境の町セルナートの駐在通商代表ビアンカと言う女性だって話だ。

セルナートは国境の町で昔は寒村だったけど、ガッディールとの通商取引と言う名の搾取で大きくなった町だそう。
この国で生産されてガッディールが必要とする物資で溢れかえり、町はある意味活気に包まれているみたいだ。
勿論、ガッディール男のモノでしか生きれなくなった女性たちや、それ目当ての女性たちが娼婦となって、一大風俗街にもなっている。

そして、この町で一番の人気商品が大麻だとか。
だからわざわざ町に駐在する通商代表が農場まで買い付けにくるらしいけど、買い叩かれると言う割には高値らしく農場主達は概ね歓迎らしいのだ。


まぁ、それだけじゃなくて意外にガッディールが上手かったのは・・・
この国の農場主の多くが女性だと言う事(人口比率的に)
その女性農場主達にガッディールの逞しい男で犯させ飼いならしていた事だ。

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