幼魔鬼譚〜悪戯好きのアリス〜 75
メキッ……
「?!」
メキッ…メキメキメキッ………
炬俐の興奮の高まりとともに、その身体も見る見る膨れ上がり、半妖から完全なる異形の姿へと変わっていく。
身の丈は2メートル半程。
顔は頭は皺の深い猿の顔になり、金色の目以外は人間時の面影がなくなってる。
手足は太くなり、虎の様に黄色と黒の獣毛と、指先に鋭い爪が生えてきた。
胴は狸のように腹の部分は白、他の部分には茶色の獣毛が生えてきている。
そして………
「シャーーーッ!」
「きゃぁっ!」
突然、白面の目の前に蛇の顔―――炬俐の尻尾が現れる。
「ケケケッ! 結構な別嬪じゃねぇかっ。
おい炬俐、 早く犯っちまえよっ!」
「そんなに焦るな‘蛇’………どうした、手が止まっているぞ」
「あっ、すみません」
炬俐――猿頭の方に促され、白面は再びワンピースを脱いでいく。
(えっと…猿頭の方が炬俐の本体で、蛇の方は………予備?)
そんなことを考えながらワンピースを脱ぎ、白いブラとショーツだけの姿になる。
「クケケッ、ほら早くブラも取れよっ」
「ちょ、ちょっと待って」
蛇の催促に慌ててブラを外すと、Bカップと小ぶりだが可愛らしい乳房が露わになる。
「何だ小せぇ胸だな。おめぇの姉貴はもっと大きかったぜ」
そう言いながらも蛇は、無遠慮に白面の左の乳首に吸い付いた。
「はぁぁ! ダメ……」
蛇が細長い舌を乳首に絡ませ、クリクリと転がす様に弄る。
「まったく、蛇は遠慮というものを知らんな」
そう言いつつ炬俐も白面の右胸を手で揉みしだく。
「やぁ、やめんぐっ!」
振り返り、抗議の言葉を言おうとした白面の口を炬俐の口が塞ぐ。
「んっ…おぅっ、んぐっ……」
大きな舌が唇を割り開き、白面の口の中を嘗め回す。
(もう、しょうがないなぁ……一度最後までやるしかないようね。それに……)
蛇に弄られた乳首は、すでに痛いくらいに張り詰めている。
(私もここで止められたら嫌だしね)
「んっ……くちゅ…んっ……」
口の中を嘗め回す炬俐の舌に自分の舌を絡めながら、白面はショーツに手をかけ、ゆっくりと下ろしていった。
露わになる茂みを待ちかねていたとばかりに炬俐の指が乱暴に掻き回す。
「あん…、もっと優しく…」
執拗に乳首を責めてくる蛇を乳房で挟み、パイスリのように優しくしごき上げると蛇は身を固めてそれを受ける。
口の中に捻り込まれていた舌を抜き、フェラチオのように丹念に嘗め回す。
2つの動作を異なる体制で同時に行う。
(なんか3Pしてるみたい)