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巨乳美女王国、3人のお姫様
官能リレー小説 - ファンタジー系

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巨乳美女王国、3人のお姫様 62

「例え知っていたとしても私には関係のないことですから。あっちの世界でもあなたのことは知りませんでしたから。」
このあと、2人の美女と話しながら校内を案内してもらっていた。
「殿下、さっきから顔が赤いですよ。まさか、サーラさんたちを口説こうとか思っているんですか?」
「い、いや、僕は別に。あれ?レナ、妬いてるの?」
「妬いてません!殿下が何もしなくても女の人にモテるのはよく知ってますから!」

レナは1人で先に進もうとする。
「もう、機嫌を直してよ」
僕は後ろから抱き付いて思い切り抱き締め耳元で囁く。
「レナに嫌われたくないよ」
「べ、別に嫌いになったとは言ってません」
「ありがとう」
僕はレナのほっぺにチュウをした。
「で、殿下?!」
「じゃ行こうか」
慌てるレナを無視して腕を組み歩き始めた。若干パニクってたが、すぐに自分からも僕の腕にしがみつき始め頭も寄せた。結果としてアッサリとレナの機嫌は直った。
「若いって良いですね」
「こういうのをバカップルって言うんですかね?」
「まあ、仲睦まじい事は良い事ですよ」
「ですが先生、独り身に見せられるのはキツイものが有りますが」
「我慢なさい。殿下とレナ様が相手なのですから」
サーラ先生とスズナさんがボヤくのが聞こえた。
こうして生暖かい視線や恨めしそうな視線や羨ましそうな視線を4人から浴びつつ視察は続いたのだった。

でも、1日で回りきれないから明日また来ることにした。
そして帰り際にスズナが僕の頬を両手で触って口にキスをする。
「あらあら、アリムラさんは大胆で積極的ですね。」
「約束のキスです。絶対にまた来てくださいね。殿下。」
「は、はい。また来ます。」
「むう〜」
せっかくレナの機嫌が直ってたのにまた降下してしまった。
「あの、宜しいでしょうか?」
アルルが僕等に問い掛ける。
「何?」
「明日も休みなのですか?」
「へ?」
「もし登校日なら生徒が沢山来るのではありませんか?放課後にしてもそれなりの人数がいるのでは?」
「それで生徒達に見つかったら大騒ぎになるのでは?此処には相当数の生徒が通っていそうですが?」
「それに申し上げにくいのですが…殿下を大量の女子生徒の前に晒そうものならどんな騒ぎになるか、考えただけでも恐ろしいのですが」
「警護が我々2人だけでは話にならないかと」
アルルとメルルが意見を述べる。
「せっかく学校に来たんだ。いいことを思いついた。新しい御触れを出させよう。
武器の使い方を授業で出すんだ。そのうち新しい武器も開発させる。
この間の山賊の件があったから、山狩りに住人を駆り出すときに備えておかないと」
ガッディールとの戦いとは堂々と言えない。でも、男女問わず訓練しておいた方がいい。
「新たな武器とは?」
「木と鉄で出来た長めの杖だ。鉛も使う」
「飛び道具ですか?」
「察しがいいね。先に刃を付ければ槍のようにも使える」
「すごいですね」
「どこまで進んでるか、大功臣に聞いておかないと」
「この世界に原始的なのでも存在するのか、一から作らせるのかでも全然違いそうだし」
銃と大砲があれば兵力に圧倒的な差があっても対抗できるはずだ。乱戦になる率が減れば体格の差もあまり問題にならない。
あわよくば金属薬莢の後装式ライフルにリボルバー拳銃に手回しだろうとガトリングガンが揃えば騎馬兵も圧倒できる。

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