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幼魔鬼譚〜悪戯好きのアリス〜
官能リレー小説 - ファンタジー系

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幼魔鬼譚〜悪戯好きのアリス〜 55

「あーん叫び声も可愛い。でも、早く教えてくれないとも〜っと、あ〜ンなことやこ〜ンなことされちゃうかもよぉ?」
克美の舌は腸内をこねくり回す。便毛は逆撫でされ腸壁の皺の隙間まで撫で回された。
紅夜叉は男から与えられた快感とは違う快楽に白目を剥いて痙攣していた。
「あら、克美やりすぎ。イッちゃったわよ」
「ん」じゅりゅりゅ…ごくん「ん〜、腸液と精液のミックスが体温でいい味出してたから夢中になっちゃった」
「この子、本当に知らないのかもねって克美ぃ」
克美は再び紅夜叉の肛門に口吸い付いて中の物を啜っていた。
「さ、早くきれいにして上げないと八侘姉さんに怒られるわよ」
「だからぁ、中も綺麗にしておかないと。後で垂れてきたら大変でしょ?」
「もぅ、早くしてよね」
この後、紅夜叉は気を失ったまま三回イかされた。

「う…ん。ここ…そうか。俺あいつらに…」
意識を取り戻した紅夜叉はベッドに寝かされていた。
身体が重くだるいしゴワゴワする。
身体を起こすと毛布がはだける。
「…なんじゃこりゃぁ〜!?」
白いTシャツに水色のランニング。
ジーンズのぴっちりローライズ・ショートパンツに水色とピンクのストライプのニーソックス。
紅夜叉は今まで着たことの無い自分の服装に悲鳴を上げた。

慌てて立とうとして両足を着く。重心を前に倒して腰を浮かせる。
「っぎゃ!?」
肛門に走る激痛に床に崩れ落ちる。
男に大した前戯もなくアナルファックされて括約筋が肉離れを起こしかけていた。
「ぉぉぉ…これは」
切り傷・打ち身・筋肉痛等は慣れていたが、ここにこの痛みは耐え方が解らなかった。
ドアが開くと1人の娼婦が顔を覗かせた。
「あ、起きた?だったら見送りするから集まってね」
そう言うとハイハイ状態の紅夜叉に手を差し伸べた。
「見送り?何で俺が」
「八侘姉さんが連れてこいってさ。あんたが相手した客でもあるしね。さ、行くわよ」
娼婦は紅夜叉の手を取ると引き起こす。
「はぅう…!」
お尻の痛みを堪える紅夜叉は内股の中腰の姿勢で弱々しい抗議の声をあけながらヨタヨタと引きずられていった。
入口では八侘が男にキスをしていた。
「また来てくださいね」
「ああまた指名するさ。紅ちゃんもね」
「あ、噂をすれば」
八侘は娼婦にすがりつくように歩く紅夜叉を見つける。
「紅ちゃん、お客様に御礼して」
何でと抗議の言葉が出かかったが何とか飲み込む。

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