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おてんば姫、ファニーの冒険
官能リレー小説 - ファンタジー系

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おてんば姫、ファニーの冒険 196

ファニーが気にする様子に、興味なさそうにダス・ルーチェは言い放つ。
「人の身体を何だと思ってるのっ!…凌辱するだけじゃ飽きたらない訳っ?」
「そう?、生きていく限りは性欲処理に使われるのは変わらないから、改造されて気持ちよくなる方がいいと思うけど?…逆に姫様がそれを拒否するなら、我らにとって何の価値も無いから全員海に投げ棄てるけど、どうするの?…」
ダス・ルーチェにとって、ファニー以外は何の価値も無い…それを改めて思い知らされて押し黙るしかないファニーだった。

ダス・ルーチェに『自分が身代わりに…』と言った所で彼女が認められる筈も無い。
だが、こんな状況でもファニーに忠誠を誓い続ける聖騎士達をいいように弄ばれるのは我慢できない。
「お願いっ!…私はどんな事でも喜んで受け入れるからっ…だから…だから彼女達だけはっ!!…」
ファニーの悲痛な叫びを止めたのは…意識を戻し、ファニーに身を寄せてきたレイだった。
「姫様…いいのです…私達は姫様のお側で尽くせれば…どんな事も耐えれます…」

無理矢理に笑みを作り、レイは静かにファニーに言う。
まだ彼女の瞳の強さは失われず、無理矢理だろうが笑みさえ浮かべて言葉を発した。
そのレイの毅然とした態度がファニーにとっては更に心が痛い。
「だって…私にとって…今、貴女達が一番大事なんだからっ!!…」
ファニーの涙ながらの叫びに驚いた表情を見せたレイも眼に涙をうかべるが、首を横にしっかりと振る。
「私達にとっても姫様は自分の命以上に大切です…だから死を選ぶ事はできません…例え死ぬより辛くても…」

「他の騎士達が戻ってくるまでファニー姫の世話はあなた一人で見てね」
それだけを言うとダス・ルーチェは甲板から降りていった。
意識が朦朧と中、焦点の合わない目を凝らしてファニーを見つめ気丈な笑みを浮かべるレイだが、ファニーは不安を拭い去れなかった。
そして不安は見事に的中する。
他の騎士達がいない分、レイに陵辱が集中した。
レイが膣にファニーの食事を詰めていると兵士達が「手伝ってやる」「もっと奥に詰め込まないと」などと言い輪姦され、食事は精液と愛液でドロドロにされてしまった。
「姫様、無理しないでください。後で別の食事を持ってきます」
と、形だけのつもりでいつも通りファニーの顔を跨いだ。
そうしないとまた食事を汚されてしまうからだ。
しかし、ファニーはレイの股間に口を着けた。
「姫様!?」
辺りでは兵士達の嘲笑が聞こえる。
「平気よ。レイ。このくらいなんてこと無いわ」

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