PiPi's World 投稿小説

巨乳美女王国、3人のお姫様
官能リレー小説 - ファンタジー系

の最初へ
 18
 20
の最後へ

巨乳美女王国、3人のお姫様 20

僕は別の意味で大変だと感じた。
もしミユキが知ったら黙っていないだろう。ショタコンが子供の危機を見過ごすはずがない。
正義感があるかは知らないが、救出すれば子供たちの恩人になれるのは確実だから、
きっとこの間の消極論を口にしたことなど忘れて迷いの森の草の根まで分けるように捜索の許可
を求めてきそうだ。助けだした暁には大げさに抱擁して自ら風呂に入れて子供の体を洗ってやり
最後に上に乗るだろう。僕が彼女を女にしたので、性行為への自信も持っている。
「取り敢えずミユキに気付かれない様に捜索隊を出すか」
「気付かれてはいけないのですか?」
フローラが尋ねてきた。
「あのショタコンが知ったらどんな行動に出るか分からない」
「ショタコン?」
「救出したのをいい事にその子達がミユキに食べられかねないんだ」
「へえ、殿下は大功臣をそういう目で見てたんですか?」
「だってあのミユキなら「殿下、あの、後ろ」後ろ?」
フローラの指摘に振り向く。
「あのミユキなら、何ですか殿下?」
其処にはミユキがいた。明らかに怒ってる。
「えーと、ミユキ、実は」
「子供が2人、森に消えたかもしれない件ですか?」
「知ってたの?」
「ええ」
「で、どうする?」
「姫様方の御知り合いの関係者なら無視は出来ません。無理にならない程度に捜索させましょう」
「え?その程度で良いの?」
「場所が場所です。それに其処にいると確定した訳でも無いですし」
「ミユキなら狂乱して、森へ必死の捜索になるかと思ったんだけど?」
「殿下。ハッキリと申し上げますが、私はショタ好きですが、ショタ狂いではありません」
「そうなの?」
「なら、昨夜の殿下との熱く甘く激しい愛の営みは、何だったと?」
ミユキが僕を睨む。
「は、ははは」
「はぁ。女心の分からないお方ですね……」
溜息をつくミユキ。
「えーと。ごめんなさい」
「そもそも、いなくなった2人の年齢と性別は?」
「あ。そういえば知らないな」
すると、今度は女兵士がやってきた。
「フローラ様宛の手紙を持ってきたのですが・・」
「え?私?」
フローラが手紙を受け取り、封を開けて読んでみると・・
「2人の子供を返してほしければフローラ姫、あなた1人で洞窟に来い。」と書いてあった。
どうやら、山賊からの手紙らしい。
「何だコレは?!」
「何でフローラ様を指名?」
僕は怒り、ミユキは疑問符を浮かべる。
「幾ら何でも孤児(?)の為に王族が1人で行くなんて、普通は有り得ないでしょうに?」
「言われてみれば。シスターに送るならまだしも、お姫様のフローラに?犯人はフローラの知り合いか?」
「そうとも限らないですね。単に顔を知ってるだけ程度も有り得ます。教会なり街なりで見かけたから標的になったとか」
「兎に角、このままでは……」
フローラは行く気の様だ。
「駄目だ。フローラを1人で行かせるなんて有り得ない」
「勿論です。最悪見殺しになろうとも、その様な事は反対です」
僕とミユキは即座に反対する。
「ですが…」
「御立場を御考え下さいフローラ様。それに常識的に考えて、誰も責められません。一国の姫君のする事ではありませんから」
「………」
フローラは不満ではあるが、正論なので押し黙る。

SNSでこの小説を紹介

ファンタジー系の他のリレー小説

こちらから小説を探す