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刀王伝
官能リレー小説 - ファンタジー系

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刀王伝 20

リンはブリットが素手の技も覚えようとしていた事を思い出した。

「剣、それとも護身術?」
「護身術です」
「わかったよ」

教えてあげたい気持ちと、「やった!お触りできる!」と言う喜びでリンは応じた。

「そうやって、掴まれそうになったらその腕を逆に取ってすぐ相手の背後に…」
「はいっ!」

うまく密着しながら、ブリットとの組み手を続けると、ブリットもほんのり紅くなって息が上がってきた。
「ちょっと激しく行くぞ」
「ハイ!」

リンは攻め手のギヤを上げた。
組みついて押さえ込もうとし、ブリットは逃れたり返したりしようとするが、上手くいかない。
どさくさ紛れに胸を触られたり、密着してしまうとエロい手付きで捕まってしまう。
はぁ、はぁ…
ブリットの声が色っぽくなり、リンはえっちな攻め手に出ていて、ブリットは快感攻めに遭っていた。
「やあ、あん!」

ブリットの声が気合いの入った声から、いつの間にか甘い声に完全に変わっていた。

「リンさん、これって…」
「ほらほら、抜け出せないと、悪い奴や触手モンスターにヤられちゃうよ!」
「んんっ!」

触手モンスターを引き合いに出され、一瞬ブリットは強張る。
何とかして、彼の巧みな拘束を抜け出そうとするが、リンの快感責めからは逃れられない。


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