PiPi's World 投稿小説

幼魔鬼譚〜悪戯好きのアリス〜
官能リレー小説 - ファンタジー系

の最初へ
 125
 127
の最後へ

幼魔鬼譚〜悪戯好きのアリス〜 127

力点は愛液と先走り液と空気が混ざり、粘り気のある水音があふれ出す。
紅夜叉の内股を伝い、つま先から滴が糸を引いて落ちる。
そんな光景をカズは幼女とはいえ、人間(?)一人乗せても折れない逸物と、それを耐える少女(?)の性器に恐れ入りながらも興奮して撮影を続けていた。
(くそ〜、チ○ポコこすりて〜!けど、そんなことしてたら絶対後悔すっぞ!我慢しろ!触らないで出ちまっても我慢して写すんだ!!)
画面がぶれないように携帯電話を両手で支え、馬頭鬼・紅夜叉・結合部をアップ、クローズを繰り返して撮影し続けた。

 確かに鬼の身体は、妖怪の中でもかなり頑丈な方である。
 紅夜叉の小さい身体でも、慣らせば馬頭鬼の常識外の巨根も受け入れるだろう。
(やっぱ最初で、この大きさはヤバいか?)
 だが、初めてで無理やり入れたりすれば、かなりグロイ事になるのでは……と、馬頭鬼は考える。
(それじゃ、少し慣らすか)
 その為には……

「おい、カズ」
「はいっ!」
「今日はお開きだ」
「へっ?」
 突然の事に、ポカンとした顔をするカズ。
「撮影は終わりだって言ってんだ! さっさとズボン穿きやがれっ!」
「ヒィーーッ!!!」
 怒鳴られ、慌ててズボンを穿くカズ。
(何だよっ! せっかくこれからって時にっ! この馬も、あいつと同じかよっ!)
 怒りと悔しさで涙が出そうになるが、堪えてパンツとズボンを穿き終え、馬頭鬼の方を向く。
「ほれ、受け取れ」
「えっ?」
 突然馬頭鬼が何かを放り投げて来たので、カズは慌ててそれをキャッチする。
「うおっ!? これって!!!」
 それは紙帯で纏められた、一万円札の束だった。
「今日は御苦労だったな。それで色街行って遊んで来い」
 今まで手にした事のない大金を手に入れ、カズの怒りも悔しさも、一気にどこかへ吹き飛んでいった。
 馬頭鬼から、黄金色の後光が射して見えるほどである。
「あっ……ありがとうございます!!!」
「ただし!」
 深々と頭を下げるカズに、馬頭鬼が釘を刺す。
「今日ここであった事。一切誰にも喋るんじゃねぇぞっ!」
「はい!」

「何で…帰したんだ?」
 カズが廃レストランを出た後、床に下ろされた紅夜叉が不思議そうに尋ねる。
「それはな、この姿を見られないようにだ」
「!?」
 馬頭鬼が精神を集中させると、身体が小さくなっていき、人間の姿になっていく。
 それにともない、肉棒も人間サイズになる。
 といっても、カズよりまだデカイのだが………
「どうだ、これなら入りそうだろ」
「まぁ、確かに……って、待てウワッ!」
 紅夜叉を抱きよせ、テーブルの上に押し倒す馬頭鬼。
「それに人間サイズだったら、下の口で咥えてやるって言っただろうが」
「いや、言ったけど………」
 両肩を押さえ込み、馬頭鬼が覆い被さる。
「いいかげん、覚悟決めな」
「………」
 

SNSでこの小説を紹介

ファンタジー系の他のリレー小説

こちらから小説を探す