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幼魔鬼譚〜悪戯好きのアリス〜
官能リレー小説 - ファンタジー系

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幼魔鬼譚〜悪戯好きのアリス〜 125

 何とか笑いを収めた馬頭鬼に問いただす。
「あぁ、近くの女学校の寮に新しい仲間ができたそうだから、そこに逃げ込むとよ」
「そうか…」
 とりあえず大きな被害や騒ぎにはなりそうにない様なので、ホッと胸を撫で下ろす。
 そうなると次は、馬頭鬼の言った『新しい仲間』というのが気になってきた。
「それで、その新しい仲間ってのは誰なんだ?」
「んん? まぁ、炬俐がこの先どうなっても知ったことじゃねぇから、教えてやってもいいが……」
「………」

 ニヤニヤ厭らしく笑う馬頭鬼の顔を見れば、その言葉の先は容易に察しがつく。
「………しょうがねぇなぁ」
 軽くため息をつき、紅夜叉は馬頭鬼の元へ近づいて行った。
「それにしても、相変わらずのでかさだな……」
 馬頭鬼の丸太の様な巨根に、手を伸ばしながら呟く。
 触れると硬く、熱く、脈打っているのが感じられる。
「すげ、熱い…」
 その熱気に当てられたのか、紅夜叉の身体も次第に熱を帯び、鼓動が速くなってきた。
 その硬さを確かめるかのように肉棒を擦っていると、馬頭鬼が口を開く。
「へぇ、随分積極的だな」
「?」
「まだ何も指示してねぇのに、そっちから手コキしてくれるとはな」
「へっ、変なこと言うなよ…オレはただ、早く終わらせたいだけだ……」

 肉棒の感触に慣れると、馬頭鬼の肉棒を擦る紅夜叉の手の動きは、次第に大胆になってきた。
「そうそう…気持ちいいぜ。上手いじゃねぇか…」
 両手で肉棒を扱きながら、紅夜叉は舌を亀頭の先端に伸ばす。
「うぉっ!?」
 鈴口に滲み出ていた先走りの液を舐めとると、ビクッと馬頭鬼が身体を震わせる。
「こりゃまた、サービス精神旺盛だな」
「………」
 馬頭鬼の言葉を無視し、奉仕を続ける紅夜叉。
(まったく、早くイケよ………それにしても……オレ、何でこんなことまでしてんだ?)
 そんな疑問を頭に浮かべつつも、先走りを全て舐めとる。
「……流石にこんなデカブツ、口に入らないな」
 そう言うと、亀頭の先端をカプッと口に咥え、チロチロと舐めながら、舌を尿道口に差し入れて行く。
「こっ! こりゃたまんねぇっ!」
 この刺激に、思わず馬頭鬼は声を上げた。

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