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おてんば姫、ファニーの冒険
官能リレー小説 - ファンタジー系

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おてんば姫、ファニーの冒険 103

(ゴンゾの奴を先に行かせて正解だったわ、それにダス・ライヒ様にも感謝だな)
そんなことを考えてると扉が開く音が聞こえた。
誰だと思って見ると、そこには魅惑の女体が3人もいたのだ。
(何だ、何故シャーリー・バンクスがここに・・・もしや市長に頼まれて俺を暗殺しにきたか)
ルーグの市長は魔物であったが、ドーリス王国との協調を重視する保守派の政治家だ。
魔王軍に対しても好意的でなく、当初は即座に退去して欲しいと要望したほどだ。
だからといっていきなり暗殺など過激な手段を取るとは思えないが、それででも用心するにこしたことは無い。
(もう一人は獣人か・・・あともう一人も何らかの武術の心得がありそうだな)
そんな過剰なほど警戒心を放っているマモンに対し、逆に何の異心もいだいてないかのようにゆっくりと歩み寄るシャーリー。
そのまま近づくと、マモンのとなりにゆっくりと腰を下ろす。
続いてラーストチュカもシャーリーの逆隣に座り、さらに隣にアンナが腰を下ろした。
「・・・何か御用かな、貴殿とは面識は無かったはずだが」
「御用など野暮なことは言わないで欲しいでござるな、ただ貴殿とは一度話をしてみたかっただけでござる」
「むう、話とな!?」
シャーリーの方へと顔を向けると、バスタオルからのぞくたわわに実った乳房が目に飛び込んでくる。
「魔王軍の中でも勇猛で知られたマモン将軍がここにいると知り、恥を忍んで参ったのでござる。迷惑だったでござるか」
そう言ってマモンにしなだれかかるよう体を密着させる。
(こ、これはたまらん)
バスタオル越しとはいえ、豊かな巨乳に腕を挟まれる感触は極上なものである。
「私もぜひ将軍とお近づきになりたいですわ」
さらに反対方向からはラーストチュカがマモンの膝を、さわさわともみしだく。
(うーん、これはたまらんな)
最初の警戒心はどこへやら、マモンは美女と美少女に囲まれすっかり良い気持ちになっている。
「儂の勇名は人間の間にもとどろいておるのか」
「ハッハイ、将軍の女はわたし達人間族の間でも響いております。先ほども、モンデールで武功をあげられたとか」
シャーリーの隣に座ったアンナが、少しうわずった声で話し掛ける。
「うむ、あれはまれに見る完全試合であった。こちらの被害が少ないわりに結構な被害を与えてやったからな」
「流石はマモン将軍、水際だった指揮ぶりだと聞いております」

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