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エルドラ戦記
官能リレー小説 - ファンタジー系

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エルドラ戦記 1

「やあ、僕の名前はエルドラ。
年は13歳でチャームポイントは銀色の髪と白い肌と紅の瞳、職業は冒険者です。最も数日前に冒険者になったばかりで通り名もない駆け出しです。僕が冒険者になったのはおいおい説明します。
今、僕はギルドに向かって仕事を貰いに行くところです。
では、失礼します。」
自己紹介を終えて華奢で可愛らしいエルドラ少年は走り出しギルドへ向かった。
宿場町リブロのギルド。


がちゃ!!

「マスター、仕事を探しに来ました。」
「おお坊主、今日は何の仕事にするんだい色々あるぜ。」
エルドラはギルドに入り元気な中年のマスターに仕事の手配を頼みマスタ−はエルドラに幾つか仕事の依頼書をみせる。
「じゃあ、この研究書を隣街ナバルのギルドへ配達するのにします。」
「わかった、これが隣街ナバルのギルドに渡す研究書だ期限は四日後、無くすな。」
「気を付けます。」
研究書配達に決めたエルドラにマスターはエルドラに研究書を無くさない様に釘をさして渡しエルドラは肝に銘じる。
「では、失礼します。」

バタン!

「まあ、あの坊主なら問題ないだろう。しかし、駆け出しであの強さ何者なんだ?」
エルドラが出ていくとマスターはエルドラの強さなら問題無いと安心するが、エルドラの素性が気にしていた実は3ヶ月前にエルドラはこの町のギルドで冒険者の登録をして直ぐの初仕事でゴブリンの群れを1人で片付けたのである。
普通は中級冒険者がやる仕事を駆け出しがやってのけたからマスターはエルドラの凄さに驚いていた。

エルドラは隣町に続く街路を歩いていた。
整備や舗装がされていてほとんど一直線の街路だが、なにぶん距離が凄くあり、大人の足で2日間はかかる遠路であった。
時折霧も出てきたり、最近は盗賊やモンスターの目撃情報まであったりと色々危険な場所なのである

(まだ、霧が出てないな盗賊たちに出くわさない為にも、早めに目的地に行くか。)
街路を歩きながらエルドラは盗賊に出会う前に目的地につく事を決めていた。
「おい!!そこのチビ待ちな。」
「チッやっぱり来たか。」
目的地に向かっている途中、ドスの聞いた声がエルドラの耳に響き、エルドラは舌打ちをしながら不快な顔をすると、そこへ数人程の盗賊がエルドラの前方を囲んだ。

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